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僕の絵本日記  作者: 高冨さご
8月
2/20

8月23日 『田舎道』

深緑の山々。

合間から見える宅急便のトラックが走り抜けていくのが見えた。

虫が仲間を呼ぶ声が響く獣道。

一台のエンジン音が、人の訪れを告げる。


寂れた街並み。時にぬくもりが恋しくなるものだ。

はがれたトタン屋根を眺めながら、今日もそんなことを考えていた。


トラックが小さくなっていく。

再び僕は一人きり。

もうすぐすれば夕立が降る。

どうぞ気を付けてお帰りなさい。


そしてきっと、また来てね。

何もない山奥だけど、僕はこの街が好きだから。

なんだか夏の風物詩みたいですね。

荷物を受け取った人が人間なのか、幽霊なのか、はたまた狐に化かされたのか。

みなさんのご想像にお任せします。

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