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キミがユメみたいばしょ  作者: ユメハ シンシヤ
2/10

理不尽

 生を受ける人間が歩む人生には大きな違いの差がうまれる。それは単純に幸福な人間か不幸な人間か。


 自分は不幸な人間側だ。


 どんな人間だって不幸はある。百パーセント幸福だらけな人生なんかない、ありはしない。様々な不幸を乗り越え、新たな幸福を得るために人間は必死に今を生きようとする。


 幸福と不幸のバランスは平等である、と、誰かが言う。


 不幸は誰にでも訪れるのはわかっているが、幸福と不幸のバランスは平等。自分はそれを否定する。


 だったら教えてほしい。

 自分の人生もそうであるならどうして嫌で苦しいことばかり続いて、泣いて辛い思いをしながら、それでも頑張って生きているのに、幸福はなぜ一瞬にして泡のようにすぐ割れて儚く過ぎ去っていくのか。


 幸せ、感動、喜びに縁のない生きたまま死んでるような日々生活を送った。

 

 報われない自分の人生に、何のためにこの世へ生まれてきたんだろう。

 ただ普通に暮らしたいだけでこれ以上の贅沢なんて求めていないのに、現実はささやかな願いすら許さない。ずっと成り下がって従ってきた自分が一体何をしたという。


 どれほど必死に苦痛を耐えたとしても、待ち受けるは過酷で残酷な結末。


 目に見える現実が怖い…… 無限に広がる外の世界が怖い…… 目を背けて自分の殻に閉じこもり現実逃避したい。けれど生きている以上、現実と向き合わなければならない。逃げることなんてできない、どうしようもできない……


 ………………………………

 いや、一つだけ方法はあった。


 こんな酷い人生でもハッピーに変えられる唯一の方法を。なんで今まで考えつかなかった。もっと早く気づくべきだった。


 最高の幸福を手に入れるためにと、ちょっとした用意をする。

 今なら絶対いける。こんなにも希望に満ち溢れたことなんて一度たりともなかった。仮に上手くいかなかったとしても、もう一回だけチャンスは残ってる。


 用意はあっけなく簡単に終わり、あとは始めるだけ。



 …………



 もし……



 たった一つだけ願いが叶えれるのだとしたら…… 



 どうか…… 







      ―――――――――――――― せてください…… 

 

 


語彙力の無さや誤字がただあると思います。それでも多くの方に読んで頂けると幸いです。


投稿更新は遅いですが、より内容の濃いストーリーで、完結まで書き上げます。


よろしければ感想なども頂けると嬉しいです!!

頑張ります!!

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