表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集01  作者: 透坂雨音
18/29

18 探し物



 失くした物を拾い上げる

 捜して歩いて どこまでも

 無くなった物を拾い上げる

 空虚な胸の内を 温かく満たす為に


 言葉なく消えてしまった思いと 思い出の在りかを探し求めて


 大切な言葉 君がくれた一つ一つの音を 


 失くした物を拾い上げる

 一つずつ探して どこまでも




 取り戻したい物があった

 流れゆく時 そして年月 全てが移ろい変わりゆく

 取り戻せなかった物がかつてあって

 その埋め合わせに 今再びやり直す


 見つからないと 流した涙の分だけ


 歩いた足跡も重なった 振り返ればそれだけの道のりが


 背中を支えて 探し続ける

 どんなささいな欠片でも 一つづつ




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ