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集落のお祭り

気付いたら翌日だった。


うーん、思ったより疲れてたのかな。


一度目が覚めたが横でサチが寝てたので二度寝した。


さて、気持ちを新たにお仕事しますかね。


下界では最初の集落でお祭りが催されてた。


街からも人が来て楽しんだり商談したりしてる。


今年は一番最初に願いを叶えたあの少女が祭神役として祭の主役をしている。


立派になったものだ。


サチと二人で感慨深くなってしまった。


そうそう、あの苔だらけの祭壇は今や綺麗にされて回りにも色々装飾がされている。


お?祭神役が祭壇に来た。


お祭りの締めの行事のようだ。


少女が祭壇に祈りを捧げると俺のところに願いの内容が届く。


うん、どれどれ?


みんなが笑顔で幸せに暮らせますように?


彼女こそ本当に神なんじゃないかと思えてきた。


若干涙ぐんでしまったが、隣でサチがガチ泣きしてたのでそれを見て落ち着いた。


お祭は無事終了し、集落の人達は後夜祭で盛り上がり、見に来た人は帰路についたようだ。


お祭から数日後、視野範囲に変化があった。


若干だが街周辺の範囲が広がった。


なるほど、ああやって良い印象を持った人が信者になってくれるのか。


お祭って大事なんだな。


俺としては何か特別なことはしてあげることはできないけど、頑張ろうって気持ちになるな。

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