通路
もわもわが消えなくってまた明日
コンクリートみたいな日々が続いて、終わりは一瞬
向うは見えない
責任者は鏡の向うか?
こなれた自虐で一日のスタート
これでも頑張っているんだぜ
それがどうしたの?
さくらが舞い散る
初夏の飛行機雲
夜に鈴虫の音
しんしんとつもる雪
みんな見慣れて死に絶えた
終わった日々を酒で消毒
副作用は頭痛、復活
あんたひどい顔してるぜ
気づいた頃には遅かった
ってことなら仕方ないの?
夢なら覚めてくれないか
無言、変わらぬ殺風景
ねぇこれいつまで続くのかい
無論、苦しみ消えるまで
向うは見えない