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[Aix Trine=epilogue 記憶]
エピローグ書き忘れてた
これ書かないとオトートに…ヒエーッ
―――世界が、消えた。
―――受け入れたくないほど、残酷に―――。
―――英雄を呪縛から救済した勇者は土の中、博麗神社の跡地で眠っていた。
―――土の山に突き刺さった、何本もの木の板。崩れた住宅の瓦礫であろう。
―――そこに大勢の仲間たちが訪れたが、1人だけ姿を見せなかった…。
上空で、そんな悲しき葬式を1人眺めていた英雄は―――「自分が犯した罪」と言う新たな呪縛に囚われていた。
「・・・ありがとう」
その言葉しか言えなかった―――。
消えた暖かな世界の中で希望を見出すことは大変なことであったが、彼女はそんな世界に「本来の希望」を与える存在になることを決意した。
「・・・」
太陽は輝いていた。そんな過去を知らぬように、罪もなく煌いていた。
そんな陽を見上げ、彼女は左手の掌の中を見据えた。
小さな、萎れた花の冠が―――そこには淋しく顕在していた。
今回は繋ぎやすくしました
第3部投稿は未定です
後コンコルディアさんとイドラさんとアミティムスさんとパチュリーさんとインサニアさん愛してる




