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プロローグ
東方近未来の続編、「ACC 東方近未来 -Anthology Complete Edition-」のプロローグです。
本来は書く予定が無かったのですが、オトートが五月蠅いので・・・。
これはFF7に於けるFF7ACみたいなものです
かつて科学によって作られた神が、この幻想郷に降臨してから3年が経過した。
壊された世界は面影もなく、里も、山も、あらゆる場所が元の世界に戻っていた。
しかし、不穏な空気が漂った時―――世界は再び変わろうとしたのだ。
何が変わろうとしたのか?・・・それは紛れも無い「神」の降臨であった。
―――それは1000年後の夢を請け負いし英雄でもあった。
彼女は永遠の悲しみに囚われた。
そして・・・異変に気づいた霊夢は・・・その事象に立ち向かう。
・・・『悲しみは、忘れたころにやって来る』。
―――終わらぬ絶望の輪廻が回っている限り、彼女は神に為り続けるのだろう。
・・・幻想郷に囚われた英雄が―――全てを憎み、あらゆる事象を恨んだ時・・・
・・・新たなる「悲しみ」が出来上がるのだから。




