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何か違わないか?この異世界トリップ…

作者: 那々見

唐突に思い付いたトリップ物です

私、旧姓 阿部(アベ) 未夢(ミユ)こと


アベ・イシュリカ・リュ・ミユ・グラシャス


…これが今現在の私の名だったりする


何故こんな御大層な名前なのかと言うと、私はこの異世界で唯一の国(大昔には後2つ国はあったらしいが…)、アベリリア国の王妃になったから…


振り返れば早15年…


私は14歳のある夏の日、お祭りから帰ってきて部屋で浴衣を脱ごうとしたところ、この異世界にトリップしてしまったのだ!!


そりゃあ、ビックリしましたよ?!

さっきまで自分の部屋にいたのに、いきなり地面の上だったのだから!!



そしてビックリしたのはそれだけじゃなかった、自身をスッポリと覆うシャポンのような薄い膜と、何故か外なのに草木や地面の匂いではなく家の中の匂い…


この違和感に私は夢でも見ているのかと思い、呆然とした


そしてそんな呆然としていた私だが、近付いてくる馬(?)の足音に気付き振り向けば、神々しくも美しい美形が馬(犬みたいな鼻と、やたらにバッサバサと長い睫毛な…(´・ω・`;))に乗っていて、その翡翠色の瞳を真ん丸くして私を見つめていた…


ええ…、一目惚れしましたよっ!!

サラサラと流れる美しい銀糸!

少しタレ目だけど優しげな瞳!!

少し堀の深い鼻のライン!!!

鍛えているのか、細マッチョを想像させる身体つき!!!!


そんな夢見る美形の護衛らしき人達が『何故、外界に少女がいるのだ?!』と騒ぎ初めて、漸くハッとした美形はヒラリと馬から飛び降りると『精霊の様に愛らしい乙女よ、此処は危険です、国内に戻りましょう?』と手を差し伸べてきたのだ!!


やっぱり私は夢を見ているのだと思った…

で、まあ、色々ありました…

そうですね~、簡単に書くと


異世界トリップ

美形と遭遇

鳥の魔物(20羽位いた)に襲われ自身を覆う膜が消滅(元の世界に帰れないと何故か確信した)

何故だか魔物相手に無双出来た私

何とか魔物を撃破後、美形イシュリカ(第5王子で20歳)に保護される

異世界トリップだったけど、魔法のない世界でがっかりする

約千年前にとっても有名なあの、安倍晴明が異世界転生してたと知る

国の守護者達と仲良くなる

聖女と祀り上げられる

180㎝オーバーのガチムチマッチョマン達に囲まれ(2㍍位の人もいたっけ…(遠い目))

口説かれるも150㎝の私には、恐怖しか感じずトラウマ化…

この国でのモテ男はムッキムキのマッチョマンで高身長、モテ女は低身長で尻デカだと発覚

互いに一目惚れだと発覚

イシュリカと婚約する

皇太子が魔物討伐に失敗し、亡くなる

他の兄王子達も既になくなっていて、イシュリカが皇太子となる

私が16歳になるのをまってから結婚、イシュリカは国王、私は王妃となる

結婚2年目、初産にて王子を産む

子宝に恵まれる

子供達に大好きだったラノベや、漫画、ゲームのお話を小さい頃からおとぎ話的に話ていたら、子供達が魔法の真似事をし出した

微笑ましく見ていたら、子供達が本当に魔法を使えるようになったΣ(゜Д゜)!!

なら、私も使えるはずだと頑張るも、魔法は使えず…orz

魔法は使えないが、魔法を中和し、無効化出来るのだと分かるも、やっぱり魔法を使いたかったと複雑な心境となる(´・ω・`)

何だかんだで、今や6男5女のお母さんです(今現在妊娠3ヶ月目なのでまだ子供は増えます…)←今ここ


名前は上から順に


一樹(いつき) ♂  11歳

伸二(しんじ) ♂  10歳

(さくら) ♀   8歳

(らん) ♀   8歳

皐月(さつき) ♀  7歳

六夏(りっか) ♂  5歳

七音(なおと) ♂  5歳

八雲(やくも) ♂  5歳

百合(ゆり)♀  3歳

十夜(とおや) ♂  2歳

牡丹(ぼたん) ♀  1歳


です…



「母上、母上」

「 ドラ〇・スレイブのじゅもんは、いつになったら教えてくれるのですか?」

「教えてくれるのですか~?」


「あれは強力で危ないから、3人が成人してからね?」


「ドラ〇・スレイブはガ系より上級だから、まだまだ先だぞ三つ子よ」


「そうそう、ドラ〇・スレイブより、簡単なブリ〇ラとか」

「サン〇ラとか、ラ系を先に使いこなせるようになってから言いなさいな」


「そう言う桜と蘭だって、最近になってラ系を使いこなせるようになったのだから、大きな口を叩かない」


「一樹兄様?」

「ガ系の呪文、たまにかんで言えてないでしょ?」

「私達知ってるんだから」

「「ね~」」

「ね~♪」


「うっ、真似っこしてる百合がカワイイが、余計なことを教えるなよ?!

この前だって…」



うん、今日も賑やかだわ…

窓際のソファーに座る私の隣で、可愛い寝息を立てる十夜と牡丹を撫でながら、子供達を眺める…

って、皐月がブリ〇ラを真似しちゃったから庭がっ(汗)


そんなこんなで異世界ライフを満喫(?)しておりますが…


 何か違わないか?この異世界トリップ…



◆主人公

阿部(アベ) 未夢(ミユ)

アベ・イシュリカ・リュ(の妻)・ミユ・グラシャス(王妃)


・黒髪に焦げ茶色の瞳

・ファンタジー小説や漫画、ゲーム好き

・くりっとした瞳以外は化もなく不可もなくな顔立ち

・14歳で異世界トリップしちゃった人

・トリップ得点は異世界言語補正と、魔物に対してだけ強力な打撃を与えられる

・魔物をぶん殴って退治出来る人

・唯一作れるお菓子、クッキーで国の守護者(精霊)になつかれる

・イシュリカとは相思相愛でラブラブだが、最近体力的に色々とキツいのが悩み

・異世界トリップの定番、魔法を使いたかったが、魔法を中和・無効化体質のため使えない

・だが、子供達は魔法が使えるので悶々としている

・150㎝で見事な洋梨体系だったが、イシュリカと子宝に恵まれているせいか、胸が大きくなり最近肩凝りにも悩んでいる

・世界の違いか、はたまたトリップ得点かは謎だが556歳まで生き、彼女の子供達も皆1000越えの長寿となる

・『聖女』『国母』『子宝の女神』『魔法の母』



◆主人公の相手役

アベリリア・イシュリカ・ファ(第5)・プジス(王子)

アベリリア・ミユ・デュ(の夫)・イシュリカ・グラデス(国王)


・銀髪に翡翠色の瞳

・アベリリア国第5王子

・未夢に一目惚れしちゃった人

・173㎝で細マッチョなのが悩み

・どちらかと言えば肉体派より、頭脳派

・両想いになる前、未夢にアタックする180㎝オーバーのガチムチマッチョマン達にヤキモキするも、逆に未夢にとってはトラウマ化したことに、未夢には悪いが喜んでいる

・年々、未夢に対しての溺愛度が上がっている

・と言うか、未夢中毒者

・未夢限定で絶倫

・『賢君』『嫁バカ』『残念な人』



◆安倍晴明

アベノ・セイメイ

アベリリア・セイメイ・グラデス

アベリリア・ 十四郎(とうしろう)・シウ(第6)・プジス


・安倍晴明の生まれ変わり

・未夢とイシュリカの末息子

・地球での死後、魂はあの世ではなく、何故かこの異世界に迷いこんでしまい異世界の人間事情に驚く

・何とか存続状態にあった最後の国『リリアルクァ』の孤児に転生する

・陰陽師であった頃の知識を生かし、存在はしていだが、ただただ漂うだげだった精霊達に名と姿を与えて使役していった

・平安京の結界を参考に、精霊達と協力して四方結界を生み出すことに成功する

・リリアルクァ全体を四方結界ですっぽりと包み、魔物の驚異から人々を守ことに成功する

・四方結界の功績等により、人々から英雄視され、姫を娶り 、国王となる

・国王に就任後、国名を『アベリリア』に改名

・死後、アベリリア国の守護霊(守護神?)のような存在になり、精霊達と共にアベリリアを見守っていた

・異世界トリップしてきた未夢に興味を持つ

・精霊達を介してなら会話が可能だった為、彼女と会話し、未夢のことを気に入る

・密かに未夢の子供に生まれ変わるのを狙っていた(笑)

・母親となった未夢をからかったり、ちょっかいをかけるのが何気に好き

・後に新たに四方結界を拡張したり、新しい魔法を生み出したりし、歴史に名を残す

・『英霊』『守護神』『守護神の生まれ変わり』『魔法王』『知識の探求者』

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