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あれを、やるんすか!?

莉子side


そのまま、放課後になって東野先生にみっちり怒られた。

「さぁ、帰ろう!」って思ったけど…


「雨、強くなってるし…。」


そう、雨らさらに激しさを増し、とてもじゃないけど

傘なしで帰れる状況じゃない。


どうしよう…。


すると、

「あ、バカの香野じゃーん?」

この声は

「飯田?つか、バカの香野って何よ!」

「傘を忘れるバカの香野ー!」

「だまれ。」


そして、あいつは

1人で傘をさし玄関を出て校庭に行ってしまった。

と思った。


「おい、帰れねぇんだろ?3分の1なら入れてやるよ。」


と言ったんだ。

「え、いいの?」

「しゃーなしな。優しい飯田様のお心遣い感謝しろ。」

「ありがと。」


そして、私は飯田の元まで走った。


「おい、3分の1だぞ。」

「わかってるわよ。」




そう言いながらも半分入れてくれる君に勘違いしそうになる17歳の雨の日。


〈2章〉相合傘

(雨はキライ。けど相合傘は好き。)


-終わり

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