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おぉー、過去最高記録!
莉子side
おもいっきり、走った。
たぶん、今までで1番速かったと思う。
過去最高に速かったと思う。
ついた場所は図書室。
本の香りがして、誰も居なくて…。
1人になるのはもってこいの場所。
「あー、失恋しちゃったなぁー。」
そう誰にでもなくつぶやく。
また、涙が出てくる。
すると、
-ガラガラ
「…おい!」
いきなりドアが開いたと思ったら、そこには飯田が息を切らしていた。
「な…んで…。」
-ギュッ
質問には答えず、いきなり、飯田に抱きしめられた。
「俺、なんかした?」
「え?」
「俺、お前を泣かすようなことした?」
「…。」
「ごめん。俺、バカだから。」
「…。」
「俺、お前のこと好きだから…。」
「…え?今…なんて?」
なんか、サラッと告白したような…。
「だから、俺、香野のこと好きだから、あせったわけ。」
「え///」
「嫌われたかもって。」
「そんなっ!嫌うわけない!ずっと、好きなのに!」
「はっ///」
「あ…、言っちゃった。」
まぁ、いっか。




