レイヤーヒロインSAKUYA
好きなレイヤー属性+好きなスーパー〇ール
8月某日ーーー
毎年猛暑の日本の首都で行われる日本最大のアニメカルチャーイベント「コミックマーケット」
1年に2回開催されるこのイベントは、アニメ、漫画、コスプレ等様々なジャンルの同人作品が
販売される有名なイベントである。
会場は、同人作品の販売エリアと屋外のコスプレエリアに分かれており
特にコスプレは皆思い思いのコスプレをし、カメラマンに撮影をしてもらっている。
有名なコスプレイヤーともなれば、100名規模で弧を描くようなサークルができ
中心のレイヤーを撮影することもある。
その中でも一際目立ったレイヤーがいた。
それが超人気レイヤーSAKUYAである。
190cmを超える女性の中で超高身長で外国モデルのようなスタイルの持ち主であり、
髪はくびれた腰にまで届きそうなツヤのある金髪で、
顔は、外人モデルも裸足で逃げ出すような彫刻品と思わせるくらいの絶世の美女レイヤーである。
彼女は好きなコスプレであるスーパーガールの姿でエリアの中心に
まるで最高級の美術品を思わせるような立ち姿で鎮座していた。
その美女レイヤーを撮影しようと、人だかりが押し寄せ、1000は超えようかというくらいに
カメラマンが殺到して、彼女の姿をレンズに捉えようとしていた。
彼女は今、アメコミヒーローのコスプレをしている。
青いハイレグの衣装であり、絹のような素肌
そしてハイレグから伸びる美脚と赤いヒール。
肩から踝にかける真っ赤なマントに胸には「S」の文字
日本では馴染みのないキャラクターではあるが、
サークルはカメラマンが入れ替わり立ち替わりでシャッター音は途切れることなく大盛況のままに
SAKUYAは撤収をした。
夕方ーーー
「ねぇ。君カワイイねw」
「俺たちと一緒にコミケのオフ会しないw??」
会場近くの人気のない場所で、帰宅途中の地雷系ファッションの女の子が
いかにもチャラついた数人のヤンキーに絡まれていた。
怖がる女の子は、できるだけ無視して行こうとするも
「おーっとw 逃げないでよw」と
彼女の行く手を遮っていた。
明らかに体格が違う男に囲まれ、恐怖で身体が動かなくなってしまっていた女の子に
一人の男が彼女の手を掴もうとした瞬間ーーー
「やめなさい」
凛としただけど、圧のある声が聞こえた。
彼らはその声の主を探すために周りを見廻した。
「お、、おい!あれ!」
一人のヤンキーが街灯の上に立つ人物を指差した。
「彼女から離れなさい」
差した先の人物は、見惚れるくらいの女性がおり
青いセパレートの衣装で胸には「S」の文字、真っ赤なブーツと真っ赤マントを羽織っており
悠然とヤンキー達を睨んでいた。
「あん、誰だお前??」
「てか。何その恰好w、コスプレか何かですかぁww」
等彼女を知らないのか。
見上げたヤンキー達は彼女に粗々しく、嘲笑的な言葉を投げつけた。
「。。」
眼下のヤンキー達に目もくれることなく彼女はふわりとジャンプしゆっくりと彼らの前に降り立った。
彼らは目線を外すことなく彼女を見据えた。
自分より少しばかり身長が高くモデルのようなスタイル
街灯に照らされた彼女の顔を見て下品に笑った。
「ニヤニヤ。お姉さんめっちゃ美人だね。
今日はこの娘で遊ぼうと思ったけど、気分変わったわ」
おねーさん。俺らと遊ばない??」
地雷系の女の子は、まだ恐怖で震えたままで動けずにいたが、
マントを羽織った女性は、そんな男達には目にくれず、女の子に優しく微笑みかけ
「安心して。ここは、私に任せて早く逃げなさい。」
まるで、子供をあやすような優しい声音で声をかけた。
女の子は事態をうまく飲み込めないながらも声に従うように
その場から逃げようと身体を動かした。しかし、当然逃さないようヤンキーは彼女を捕えようと
距離を詰めようとした。しかし、一瞬の風が吹いたかと思えば女性は女の子とヤンキーの間に
立ちふさがるように立っていた。
「私の事はいいから早く逃げて」
困惑する男達に構うことなく女の子に逃げるよう横顔で指示をした。
荷物を抱え足早に逃げていき、曲がり角に消えたのを見届けて男達に向き直った。
「か弱い女の子を狙う悪い男はお仕置きしないとね。
帰るの遅くなってムカついてるからさっさと終わらせるわね。」
若干苛つきを覚えながら相対する。
「あぁ?!女の癖に生意気だな!こっちだってムシャクシャしてんだ!
メチャクチャに犯してやるから覚悟しろ!」
予定のメスを犯さなかったが極上のメスが急に出てきた事により、
より陵辱欲が増した男達は血気盛んに彼女に襲いかかった。
ハタから見れば、多少高身長の女性とは言えこちらは複数人いるし何より変なコスプレ?をしている女如きには負けないという自負があるのだろう。リーダーの男が殴りかかろうとするその刹那ーーー
スラリと伸びた左人差し指がリーダーの拳をピタリと止めた。
瞬間、リーダーは戦慄した。
拳が推進力を失ったかのように前に行くことができなくなったのだ。
本気の力を入れても、これ以上前に進むことができず相手は涼しい顔のまま彼の拳を止めていた。
周りの男はリーダーの次の動きを伺っており見守っていた。
「くそっ!」
一旦、彼女から距離を取り間を置かずに両手を広げ、彼女に襲い掛かった。
しかし、彼女は姿が消えたかと思うと
一瞬でリーダーの背後に回り込み流麗な関節外しを披露し、
痛みでリーダーは蹲った。
「あなた達のリーダー?弱いのね。これに懲りたら消えなさい」
冷たくそう言うと、周りの男達はまだ痛がっているリーダーを抱えてそそくさと逃げて行った。
男達の姿が見えなくなったのを確認し、
「早く帰らないと●●くんに会える時間が減っちゃう」
と呟き、家の方向へ飛んで行った。
コスプレイヤーSAKUYAは、仮の姿
実は正義のスーパーヒロインSAKUYAだったお話ーーー
P.S.15秒で部屋前に到着し、入った瞬間彼くんとイチャイチャするのはまた別の話
こんなのはいかがでしょう。
理解ある彼くん浦山




