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英雄は最後に笑った  作者: 蝶佐崎
第一章
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別話・食事


 子供は、戦場の血だまりに座る。

「この辺りが良いかな」

 一人呟いた子供は、周りを取り巻く彼らを見て、笑った。

 それは、霊。

 妻や彼女、子供を残して戦に来たのか、帰りたいと泣き叫ぶ男。

 遠くを思い、国王を尊ぶ歌を唄う男。

 殺し足りない、と辺りをさ迷う男。

 皆、死んでいる。

 子供が座った辺りは、戦の中でも激戦区として大勢人間が死んだ場所だった。

 子供には彼らが視えていた。彼らが苦しむ姿を視ていた。その上で、彼らに問う。

「私の栄養にならんか?」

 辺りを、黒い球が包む。

 それは、一方的な殺戮(しょくじ)

 もし、霊を生き物として数えるならば。



 一応必要なので乗せましたが、すっっごく短いです。

 そういえば、この頃の小話、長さが不定期です。すみませんが、多分直せません。優しい目で見てやってください。

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