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英雄は最後に笑った  作者: 蝶佐崎
第一章
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物語はいつも当人達の知らないところから始まる

手紙を受け取った女性は、側に控えている少女を見て考え込んだ。

「アンヌ様?」

「その様付け止めなさい」

 とりあえずそう言っておく。少女がむぅ、と口を尖らせて悩み出すのを、女性は半分興味で眺めた。

「バジル」

「はい」

 呼ばれたら律儀に表情を改め姿勢を正して返事するのだから、彼女の家の厳しさがよく分かる。

 それはさておき、と女性は手紙を少女に投げた。

「これから戦地に向かうのだけれど、貴方も来る?」

 少女は手紙を読まずに即答する。

「行きます」

 信仰の赴くままに、激戦区であることも知らずに行った彼女は、かなり手痛いとばっちりを食らうことになった。



初めての方、こんにちは。これからよろしくお願いします。

自分を知っている方、二作目もご覧頂きありがとうございます。


どうぞ、お付き合いください。

そして感想、できたら送ってやってください!泣いて喜びます。

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