表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/12

『見つからないよ』

『見つからないね』

『ホントに家の中に居るの?』

『あの子はこの手の儀式に精通していたみたいだよ』

『なら暗黙のルールとかよく知ってそうだね』


 うん。一時間隠れ続けたけど、よくしゃべるね。暗黙のルールか…まあ、今回の場合は家から出ないってことかな。破った場合はその後ひどく呪われるぐらいのペナルティをもらうことになるね。多分だけども。


『見つけた』

『どこどこ?』

『隔離された地下室』

『軽いズルだよね』

『異議な~し』


 え?バレたし。なぜぇ?一応だけど、転移装置を使えば出入りはできなくはないんだよね。自分の足で直接移動して出入りすることができないだけで。多分それかなぁ…万が一に備えて

終わらせる準備だけしておくか。

 ん?私、霊体スピリチュアル・ボディだから口に塩水を入れることができないや…大至急、肉体を探せぇ!


『不正に制裁を』

『やっちゃおうか』

『やっちゃえ』

『こっちの世界に無理やり引きずりこむか』

『そうしよう』


 まさか吸引系の術式で引き寄せる積もりなの!?あ、ヤバい。とりあえず塩水入りのジョッキは置いていかれないようにストレージの中に入れて、引っ張られるのに抵抗し続けようか。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ