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「えーと、あれ?この家テレビ無いや…デバイスで代用するか」


 確か儀式用の砂嵐のチャンネル有ったはずだしね。無かったら…今夜だけでも作らせるだけだしさ。なんとかなるよね。


「受肉の依り代どこやったっけ?」

「埴輪でよかったらここに有るけど…」

「埴輪?」

「埴輪」

「って誰?」

「HANIP○GANDA」

「は?」

「HANIPAG○ANDAです」

「それってさ、楽曲名でしょ?」

「知ってました?」

「ラップみたいな曲だよね」

「はい」

「自称楽曲…って音楽の言霊か」

「ええ、なので埴輪なら用意できますよ」

「お帰りください」

「埴輪~進め!」


 ストレージの検索機能使って引っ張りだすか。


 五分後…


「代用品だけど、ようやく見つかった。憑依して、作業開始かな」


 素体の中身は…さすがゴリアテ、綿が詰まってる。これなら詰め替えは簡単だね。


「いったぁ~。やっぱり代用品の肉体って私にとって枷にしかならないね」


 何をやったかって?呪物である私の血を入れる為に針で指を指しただけだよ。血は止まったけどさ…マジで痛い。


「てか、この身体どこで手に入れたんだったっけ?自然治癒をONにしてないのにこの止血スピードはおかしいはずだし…ノロワレボディなのかな?でもイヤな感じはしないし、探知術式にも引っ掛からないし…大丈夫だよね」


 ぬいぬいつめつめすること十分後


「この子は……と名付けよう。うん、心の中では名前は決まったけど言葉に出して名付けすると言霊にやられそうだからね」


 磨弓ちゃんに決めた。この素体、埴輪の技術が使われてるところがあるからね。

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