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第11話 ひとごっち(怒りと震え)

ついにレイラは、子供を助けるべく踏み込んだ。その後をもえちゃんが追う。

 ◆戦いは、インフルエンザで学年閉鎖の日◆

 親宿が始発の私鉄、西嶺部線せいれいぶせんの五つ目の駅に”北下沢”と言う駅がある。

つい最近北口に、大型スーパーの”サトーヨカッタ堂 北下沢店”が出来きた街である。

 その影響で、駅前は以前より賑やかさを増して来ているが、5分程歩いたところの小高い丘は、変わらず昔からの閑静な高級住宅地のままである。


 今、一人の美しい女性が北下沢に行くべく、親宿駅に向って大通りを歩いている。

 陽はかなり高くなり、通りはすっかり春の様相である。


 そんな季節とは不釣り合いに、その女性は黒のロングスカートに黒の薄手のセーター、それに黒のロングコートを纏っている。

 足元には、いつもの黒のエナメルのパンプス。

 それに今日は、深目に黒の広つば帽子も被っている。


 女性は、モデルの様に背筋をピンと伸ばし、何の感情も表わしはしない。

 

 ただ、目的地を目指して颯爽と歩く。

 それ以外には目をくれない。


 道行く人も、誰一人として目を合わせない。

 そんなオーラを黒の井出達の上にさらに纏っている。

 今日のレイラは、いつもと違う・・・。


(あれ、レイラさん?)

 真希未ちゃんが、全身黒尽くめの女性の後姿を見かけた。

 確かにレイラである。その自信はあるのだが、レイラの様には見えない。

 いつものレイラでは全くないのである。


 真希未ちゃんは、声をかけそこなってしまった。



 - その2時間位前のこと・・・ -


 もえちゃん達の通う小学校は、インフルエンザが流行っている。

 欠席者が学年の1/4に達した為、学年閉鎖になってしまった。

 もえちゃん率いる七面鳥レンジャー達3年生は、先生から家で大人しくする様にと、しつこい位に言われ3日間の臨時休校となった。

 

 しかし、この休みの日に先生からの話を全く無視している少女が一人いた。

 大通りに面しているバス停で、身動きもしないでじっと待っている。

 彼女は、可愛らしい顔を強張らせて、俯いたままである。

 道行く人は、ちょっと強い春風に舞う砂埃に目を細めているが、彼女は大きな目を開いたまま、じっと一点を見つめたままでいる。

 春風も彼女を避けて舞っているのかもしれない・・・。


「あれ、もえちゃん?」

 靖子ちゃんは、もえちゃんが一人でバスに乗車するところを見かけた。

「あれ?どこに行くんだろう?」

 今日は、休みだと言うのに珍しくもえちゃんの会集がなかったのだ。

 それを不思議に思い、もえちゃんの家に行く途中であった。


 バスが、靖子ちゃんの前を通り過ぎる。


「北下沢行きかあ~」


 靖子ちゃんは首を傾げる。


 ◆待ち伏せ◆


 もえちゃんは、北下沢駅にバスでやって来た。

 駅前の陰の方にあるベンチに一人で腰を掛けて、脚をぶらぶらさせている。

 ここで、待てば電車で来ても、バスで出来ても見つけることが出来る。

 

 今日、レイラは北下沢駅に来るはずである。


 もえちゃんは、そう信じている。


 レイラに”一緒に行ってもいい”と聞くと”危険だから来ては行けない”と言われるかもしれない。

 もし、レイラに”来ては行けない”と言われてしまえば、絶対に来ては行けないのだ。

 レイラが予報をしたことには、絶対に従わなければならないである。

 それが、レイラを信じている、もえちゃんの絶対のルールなのである。


 でも、どんなに危険でも絶対に一緒に行きたいのだ。

 レイラのことは、何でも知りたいのだ。

 だから、もえちゃんは、誰にも内緒でここで待ち伏せをしている。

 レイラの来るのをじっと、速い時間から待っているのである。


「レイラちゃんは、来ちゃ行けないって言わなかったもん」

 本当に来ては駄目だったら、前もって言ってるはずだ。

 聞かなくてもレイラちゃんならその位のことは、前もって予報して告げてくるはずだ。

 だから来てもいいんだ。

 もえちゃんは、そう思う。

 そう思おうとしている。

 

 もえちゃんは、じっと待った。レイラが現れるのを・・・。


 もえちゃんが北下沢駅に来て2時間以上が経った。

 陽は丁度真上に位置している。

 ぽかぽかと暖かくなってきた。

 もえちゃんも、ちょっと疲れて来て、迂闊にもウトウトとしてしまった。


 そこに、突然納まっていた風に真っ赤な頬をノックされて、はっと気付く。

(あっ、寝ちゃった。レイラちゃん、もう・・・)


 どの位経っただろうか、数十秒にも数十分にも思える。

 風は吹いていない。春の陽射しがまぶしい心地よい天気になっている。


 その時、

「あれ?」

 もえちゃんは何か凄い圧力を感じた。

(何だろう?)

 もえちゃんは、きょろきょろと、辺りを見回す。


 すると、全身黒尽くめの女性が、駅舎から出て来るのが目に入った。


「あっ!レイラちゃん」


 もえちゃんには、見える。

 他の誰にも見えなくても。

 レイラは、蒼い炎の様な光を纏っている。


 もえちゃんが今まで見た、一瞬の青い稲妻のような光では無い。

 燃え盛るような蒼い炎を纏い続けている。


 もえちゃんは震えた。

 レイラの迫力に。

 レイラの怖さに。

 初めてレイラを怖いと思った。


 それでも、もえちゃんはレイラの後を付ける。

 少し離れて、レイラに気がつかれないように。

 気付かれて、帰る様に言われない様に。


 レイラは、駅前通りを少し行ったところを右に入り、緩やかな坂を昇る。

 駅から、5分位歩いたところである。

 ここから先は、閑静な住宅街である。

 高級住宅が丘の中腹に立ち並ぶ。

 

 さらに200m位先に進むと、昔ながらの小さな商店がある。商店の前には、公衆電話があった。

 そこから先は、坂の傾斜は角度を変え急な坂道になる。

 草木が生い茂り、一旦、住宅が切れる。

 その先100m位のところが突き当りになっており、道は右に折れている。その少し先が丘の頂上である。

 道の突き当りには、大きな木製の門をどっしりと構えている一際大きなお屋敷と呼べる大きな家が建っている。


 今、レイラはその大きな屋敷の直ぐ目の前まで来ていた。

 そこで、立ち止まる。

 そして、待つ。

 少し待つ。


「はっ」

 もえちゃんも、レイラが急に立ち止まったことに驚いて立ち止まる。

 レイラが、止まったから歩くのを止めた。

 だけど、レイラは暫く立ち止まったまま動こうとしない。

 それで、もえちゃんは静かに近づいてみることにした。

 レイラの少し後ろの電柱まで行こうと・・・。

 

 もえちゃんが、レイラに気付かれない様に電柱の後まで来ると、レイラは再び歩き出した。

 歩きだして、もえちゃんに話掛けてきた。


「もえちゃん」

(ばれちゃった)

 でも、何かおかしい。声の聞こえ方がおかしい。


「いい、そこで待っててね。そこで動かないで。絶対に動かないでね」

 レイラとは、少し距離が空いているのに、直ぐ傍から小さな声で話し掛けられている様に聞こえてくる。

 驚いたもえちゃんは、大きく目を開いて頷く。

「うん」


「合図をしたらね、目を瞑って、ゆくりと100数えるの。そしたら、門のところまで歩いて来てね」

 レイラは、感情を抑えるかの様に、淡々とした口調である。


「うん」

 もえちゃんは、また、大きく頷く。これ以上大きく首を振れないと言う位に大きく首を縦に振る。


「もえちゃん、お願い」


「うん」

 何度も大きく首を縦に振る。


 もえちゃんは、電柱の裏に隠れるように立ち止まる。

 電柱の横から顔を出しレイラの様子を伺う。


 ◆進入◆

 レイラが門の前に着いた時に、図った様に郵便屋さんのバイクが門の前に止まった。


「御苦労様」

 レイラは、この屋敷の家の人であるかの様に、ごく自然に1通の手紙を受け取る。

 郵便屋さんは、レイラに手紙を渡すと、再びバイクに乗って立ち去った。

 

 レイラは屋敷の門を見上げると、小石を拾い、門の一番上目掛けて、その小石を人差し指で弾いた。

 すると、小石は青い光を帯びて門の上にある監視用のCCDカメラを霞める様に通り過ぎる。

 それだけで、カメラは動作をしなくなる。

 何も映さなくなる。


 それを確かめるかの様に小石の軌跡を眺めていたが、小石が地面に落ちたのと同時に、大きな門の横にある通用口のインターホンのボタンを押した。

 

「はい」

 低い無愛想な男の声がした。

 普段であれば、年配女性のお手伝いさんが出るのであるが、今日のこの屋敷は特別に警戒をしている。

 その為、警備を指示された男が応対をしているのである。


「郵便です」

 レイラは、抑揚のない声で応える。

 屋敷の中の男は、門の様子を画面で確認しようとするが、何も映っていない。

 通常の郵便であれば、郵便受けに入れるのが普通である。

 確認する手段のない男は、書留か小包かと思い込み通用口までやって来た。

 

 男は、通用口を無警戒に開ける。

 女性の声と言うことで、警戒心が抜けていたのだ。

 

 レイラは、開いた通用口の扉の隙間にさっと、左足の黒いパンプスを挟み込む。

 扉は閉められない。

 驚いてレイラの方を向く男の顔の前を、レイラの右手が掠める様に通り過ぎる。

 一瞬、青緑色の稲妻が右手を走る。

 すると、男は徐々に意識が遠のいていく。

「入っていいですね」

 レイラが尋ねる。

 男は、力の抜けた首を頷くように、だらりと前に倒す。そして、その場にゆるりと崩れた。


 レイラは、通用口から屋敷の敷地内に入る。郵便屋さんとして。


 屋敷の玄関までは、門から50m位ある。

 正面から左手が来客用の駐車場になっており、右手は芝が敷き詰められている大きな庭が広がっている。

 駐車場の4台のスペースには高級外車が駐車している。駐車場の中央の通路にも駐車場に止めきれなかった車がもう1台止まっている。

 さらに屋敷までの通路の脇にも1台の車が止まっている。


 駐車場の車の中には、何人かの人影が見える。


・・・

「もえちゃん。いい、数えて」

 レイラの声が静かにもえちゃんの耳に届いてくる。

 もえちゃんは、大きく頷くと、力を込めて目を瞑り、ゆっくりと数を数えだす。

「いーち、にーい・・・」

 早く数えたいのを我慢して、レイラに言われる通りにゆっくりと数え出す。

・・・

  

 レイラは、屋敷に向ってさらに進む。

 手紙は左手の中指と薬指に挟んでいる。


 そこにレイラの行く手を阻む様に、眼付の悪い二人の若い男が駆け寄って来た。

 一人は、異様に背が高い男で、もう一人は、レイラと同じ位の身長であるが、ガッチリとした体格の男である。

 どちらも、腕力には自身がありそうである。

 二人の男は、通用口に倒れている男に気がついた。


「何の用だ」

 背の低い方の男が、レイラに声を掛けて来た。

「郵便です」

 レイラは静かに応える。そして、そのまま前に進む。

 決して、歩みを緩めない。


「待て」

 背の低い方の男が、レイラを止める為に腕を掴もうと手を伸ばしてきた。 

 だが、掴もうとするが、掴めない。

 掴もうとした手を、いつまにか交わされている。

 特に、レイラが素早い動作をした分けでもない。それなに、いとも簡単にすり抜けている。

 男は、掴み損ねた手を見て驚く。


 それを見た、もう一人の背の高い男が、レイラの胸ぐらを掴みに来た。

 胸ぐらを掴まれたら、女性としては背が高いとは言え細身のレイラは、簡単に宙に浮いてしまいそうである。

 その位男はとても背が高い。ガタイが違う。


 だが、掴む前に男は静かに崩れ落ちる。

 触れようとした瞬間に、青緑の稲妻のような光に阻まれ、上半身から下半身へと徐々に力が抜けていく。


「貴様~、何者だ」

 背の低い男が、懐からナイフを取り出し向かってくる。 


 レイラは応える。

「郵便です」


「ふざけるな」

 男が、ナイフを盾にして飛び掛る。

 だが、レイラには届かない。

 レイラの細い指先が、素早くナイフの横を舐める様に通り過ぎる。

 瞬間、青緑色の稲妻が指先を走る。

 男の手は痺れた様に力を失いナイフを落とす。

 そして、レイラが男の顔の前に手を持って行き掌を広げると、男は、背の高い男と同じ様に静かにその場に崩れた。

 

・・・

 もえちゃんは、必死に数を数える。

「じゅうろーく、じゅうしーち・・・」

 レイラが無事であることを願って。

・・・

 

 レイラは、さらに前に進む。

 

 駐車場で、車の中に待機していた男達が、二人の男が倒れていく様子を見ていた。

 駐車場に止まっている車は、今日、この屋敷に集まっている来客達の車である。

 その中で待機していた、ボディーガードや、運転していた部下達が異変に気付き、レイラに襲い掛かって来た。

 ナイフを持っているものもいる。


「誰だ」

 その声にレイラは応える。

「郵便です」

「なに~!」

 2人の男がレイラに襲いかかる。

 だが、女性だと油断している男達は、レイラに触れることすら出来ない。

 一見、緩やかに見える動作の前に、二人の男はいとも簡単に崩れていく。

 緩やかに、怪我をしないように、静かに倒れていく。


 続いて、後ろから1人、前から2人の男が襲いかかる。

 レイラは、真っ直ぐ前から襲い掛かるナイフを左手の2本指で摘んだ手紙で払いのける。

 そして、右手の指先が男の首筋に掠める様に振りぬく。

 青緑色の稲妻が指先を走る。

 男は、揺るやかに倒れる。


 直ぐ様、後ろから羽交い絞めにしようと近づく男の顔面に向かって踵を蹴り出すが、決して当てはしない。鼻に当たる寸前で止める。

 青緑色の稲妻が踵を走る。

 それだけで、男は崩れる。力が抜けて崩れる。


 レイラは、倒れた男に見向きもしない。

 前方にいる3人目の男に向かって、ゆっくりと歩き出す。

 男は、レイラに合わせて後ろに下がって行く。

 そして、男が意を決してレイラに向かったが、何事も起こっていないかの様に体を交わす。

 交わしざまに右手を首筋に掠める様に振りぬく。

 男は、他の男と同じように倒れていく。


 レイラのいく手は止まらない。

 レイラは、一瞬たりとも歩みを止めない。

 真っ直ぐに屋敷に向かう。


・・・

「よんじゅうはーち、よんじゅうくー・・・」

 もえちゃは、数え続ける。

・・・


 レイラはさらに前に進む。

 表情一つ変えないで・・・。


 まもなく屋敷の前である。

 その時、屋敷の玄関の扉が開いた。

 3人の男が立っている。一人の男を先頭に、後ろに二人の男が構えている。

 

 先頭の男はレイラに銃口を向けて来た。

 男は銃をレイラに向けても落ちついている。その姿は、慣れた行動の様に見える。


「止まれ。打つぞ」

 男は、ニヤッと笑いながらレイラに声を掛けてきた。

 だが、レイラは止まらない。歩む速度も緩めない。


・・・

 もえちゃんは数える。願う様に。

「ろくじゅういーち、ろくじゅうにー・・・」

 もえちゃは、数え続ける。

・・・


 男の顔つきが変わった。

 その時、高らかに乾いた音がなり響いた。

「バン」

 銃弾が、レイラに向けてくうを貫く。


 レイラは、ゆるりと、顔を右に少し傾げる。

 引き金を引く動作に同期して顔を傾げる。


 銃弾は、レイラを避けるように顔の直ぐ横を通り過ぎる。


「バン」

 さらにもう一発、銃弾がレイラの胸に向かって放たれた。

 放ったつもりだった。

 だが、銃弾はレイラには届かない。 

 レイラの蹴った小石が銃向を変えた。銃弾はレイラの頭上を通り過ぎる。


 レイラが目の前まで近づいてくる。

 男に冷や汗が浮かぶ。

 恐怖の表情が浮かぶ。


 男はそこまでだった、その後は、何も出来なかった。

 レイラが、無表情のまま、静かに男に問う。

「入っていい?」

 男は、操られてでもいるように頷くことしか出来ない。


 レイラが、その男に手紙を預けると、男は他の男同様に、静かにその場に崩る。

 その後ろの二人も、同様である。

 指先に走る青緑色の稲妻と共に崩れる。

 レイラが通り過ぎると、何も出来ないまま、崩れ落ちる。


・・・

 もえちゃんは銃声にビックと体が動く。

 もえちゃんの眼には涙が溜まってくる。

 でも、数えるのを止めない。百まで数えないと、目を開けられないから。

 百まで数えないと、レイラに会えないから。

 震えながら呟くように数え続ける。

 「ななじゅうさーん、ななじゅうよーん・・・」

・・・


 レイラは、玄関に上がり黒いパンプスを脱ぐ。

 手紙の替わりに黒いパンプスを左手にもち廊下を進む。

 

 数人の男が、レイラの前に現れるが、次第に膨れ上がるレイラの青いオーラの前に何も出来ない。

 レイラが首筋を掠める様に手を振りぬくと、やはり男達は静かに崩れる。

 簡単にくずれる。

 

 そして、レイラは、一番奥の大広間の前に立ち止まった。


 すると、押さえていた怒りが込み上げて来る。

 爆発しない様に、暴走しない様にと沈めて来た気持ちが、体を支配しようと広がっていく。


 心臓の鼓動が高鳴る。

 体が熱くなる。

 歯軋りをしそうな位に下顎に力が入る。


 表情が変わるのを感じる。

 手が震える。

 そして、体全体が・・・。


 だが、そこにもえちゃんの声が聞こえる。

 「はーちじゅう、はちじゅういち・・・」

 震えながら呟くように数える声が脳に響いてくる。


 その声を聞いて、 

 レイラは、自分の力を押さえ込む。必死に押さえ込む。

 表情を押さえ込む。

 感情を押さえ込む。

 心臓の鼓動も押さえ込む。

 そして、元のレイラに戻る。


 レイラは黒い薄手の手袋を付けて、大広間のドアを開けた。


 <ひとごっち(瞳)につづく>

   

 

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