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第10話 レイラ、ホステス一体《いちにちたいけん》3

昨日親宿しんじゅくのスナックで、トラブルに巻き込まれた。

レイラは自分の予報で、そのトラブルに裏があることが分り、翌日もスナックに向かうのであった。

 レイラ、ホステス一体いちにちたいけんは”5”まで続く。

 ◆母子家庭のアパートで◆

「ちょっと行って来る」

「どこへ行くの、もう直ぐ6時よ」

「ちょっと・・・。大丈夫30分位で戻るから」


 あまり抑揚のない口調でそう告げると、もえちゃんは出掛けて行ってしまった。

 先日、母の梢は、門限を大幅に遅れて帰って来た娘のもえちゃんを、心配のあまりに激しく怒ってしまったのである。

 それ以来、娘のもえちゃんは梢に対し、すっかりよそよそしくなってしまった。


 梢は、ただでさえ余り母親の梢を頼って来ない娘に対して寂しく感じていたところに、さらに離れて行ってしまった様で気落ちしてしまう。


 それ以来、昨日も一昨日も午後5時になると、僅か30分位の間ではあるが、何処へ行くとも言わずに出掛けて行ってしまうのだ。

 ちゃんと、門限の6時は守っているのではあるが・・・。


 梢は、小さなスナックを経営している。

 今までは、午後6時に家を出て開店前に準備をしていたのであるが、一昨日からは、出勤時間を1時間遅らせて午後7時に出掛けるようにしている。

 その分、帰りに翌日の準備をするので、帰りが1時間遅くはなっているのではあるが、もえちゃんと接する時間を少しでも増やそうと努力しているのである。

 

 梢の住んでいるアパートは高田町商店街の隣の小さな通りの突き当りで、線路沿いにある3階建てのアパートである。

 鉄筋コンクリートの3階建てで、雨が降るとジメジメする築の古い建物である。

 昔、何処かの中堅企業の社宅であったらしく、台所兼居間の8畳間が一つに、和室の6畳間が一つと言う狭い作りである。


 和室の窓の横には、小さなもえちゃんの机がある。


 梢は、和室から冷たい風が入って来るので、入ってみると机の上には見たことが無い、どちらかと言うと玩具に近いオペラグラスが置いてあった。


「自分で買ったのかしら?」

 まだ、新しくはあるが買ったばかりでもなさそうである。

「何に使ってるのかしら?」

 隣の窓は、中途半端に10センチ位開いている。

 確か、昨日も一昨日も同じくらい開いていた。


 窓から外を覗くと梢の住まいは3階である為、高田町商店街の裏側からお店の屋根が見える。

 今、梢が眺めているのが、おそば屋さんの屋根である。その左隣が和菓子屋さんである。

 二つの建物の間には、僅かな隙間があり、1m位商店街の通りを見ることが出来る。

 隙間からは丁度、”街 灯”が見える。


「あれ、もえちゃん?」

 その僅かな隙間をもえちゃんが通り過ぎたのだ。

 少し経って、また通った。今度は、男の子も一緒で何か一生懸命に話をしている様である。

 梢は、もえちゃんのオペラグラスを手に取って覗いて見た。


「あれは、確か健太くんだったかしら。毎日健太くんに会いに商店街に行ってたのかしら?」

 梢は、何か心配していた自分に対して可笑しくなっしまい、一人でニタニタしてしまう。

 しかし、それなら、それって言ってくれればいいのに。

 梢はそう思うとちょっと寂しくなるである。


 もえちゃんは、約束通り午後5時半に帰って来たが、梢は敢えてもえちゃんに、そのことは言わないでおいた。

 帰って来ても、もえちゃんは直ぐに自分の机のある和室に入ってしまう。


 あまり会話もなく、午後6時半になってしまった。

 梢が和室のドアを開けると、もえちゃんは本を読んでいた。さっき閉めたはずの窓は、また10センチ位空いている。

 梢は寒くないのかしらと思うが、何も言えなかった。


「もえちゃん、じゃあ仕事行ってくるわね」

「今日は早いね」

「うん。ちょっと寄るところがあるから」

「行ってらっしゃい」

「うん。行って来ます」

 梢は笑顔で応えるが、もえちゃんの顔に表情はない。


 ◆高田町商店街の再会◆

 レイラが予報屋さんをやっている八百屋さん(直志商店)の前に来ると、健太くんは今日のお客さんの10人を網だくじで決めている最中だった。


「今日は健太くんが来てくれたんだ。ごめんなさい。早く来たつもりだったんだけど。早いのね」

「僕も、レイラさんの役に立ちたいから」

「嬉しいこと言うわね」

 レイラが言うと、


「本当は、レイラさんの仕事の準備を説明するから、もえちゃんから5時に来る様に言われたんだけど・・・。でも、レイラさんの手伝いをしたいのは本当です」

「ありがとう。嬉しいわ」

 もえちゃん、また来てくれていたんだ。

 もっと早く来れば良かった。レイラはそう思った。


 ちょっと話すと、健太くんは準備の続きを始めた。

 レイラは、せっかくだから健太くんに甘えることにした。


 そこへ、後ろからレイラを呼ぶ声がするのであった。

「レイラさん」

 どこかで聞いた声である。振り向くと、梢さんが近づいて来ていた。

「あっ梢さん」

「昨日はありがとございました」

 梢さんは、昨日のお礼にレイラのところを寄ったのである。


「こちらこそ、楽しかったです」

「ここでやっているのね。ホントにな直さんが言う通り、凄い人気ね」

「10日位前までは、全然だったんですよ」

「それは、みんなレイラさんの凄さを知らなかったのよ」

「ははは、ありがとうございます」

 レイラは照れ臭かったが、今では事実である自信もある。


「あれ、健太くんが手伝ってるの?」

 梢さんは、さっき窓から見た健太くんがレイラの手伝いをしているに気付いた。

「そうなんですよ。頼りないもんでみんなが手伝ってくれるんですよ」

 そこへ準備を終えた健太くんがやって来た。


「おばさん今晩は」

「健太くん今晩は。いつも礼儀正しいわね」

 健太くんは、照れ笑いをしている。

「レイラさん、もう帰らないとならないから頑張って下さい」

「ありがとう。健太くん、頑張るわね!」

「レイラさん、おばさん、さようなら」

「さようなら」

 レイラと、梢さんがそう言うと、健太くんは自転車を飛ばして帰って行った。


「私ももう行かないと、レイラさんまた店に来て下さいね」

「はい、またと言うより今日行きますから」

「えっ?まだ、何か起こるんですか」

 梢はまだ店に何か起こるのかと驚いてしまう。


「あ~ウフフ。ちょっとですが。でも大したことないから大丈夫ですよ」

 レイラは、親指と人差し指を近づけ”ちょっと”であることを強調するが、梢は超大物のレイラに言われても、尺度が違い過ぎるので、本当に大したことがないのか不安である。


 そこにノシさんがいつの間にかやって来ていた。

「今日は行けないけど、レイラちゃんに任せておけば大丈夫だから」

 それだけ言うと、後ろ手を振って閉店の準備に戻って行った。

 ノシさんのタイミングの良さにまたしても驚いてしまうレイラである。


「それじゃ、お待ちしてますので、宜しくお願いします」

 梢さんは深々と頭を下げた。

「やだな~梢さん。遊びに行くんですから。頭の角度低すぎですわ」

「それじゃ、また後で」

 お互いにニコッと笑うと二人は別れて、レイラは街頭の下の椅子に座り、梢さんは親宿に向かった。


 梢さんが、振り向くと、”街灯の下”でおろおろしているレイラがそこにいた。

「あれ?レイラさん」

 昨日大物ぶりとは大凡見当も付かないその姿に、梢さんは頭を悩ますのであった。


「それにしても、あの街灯は・・・あれ?確かついさっきも気になったような気が・・・」

 梢さんは、結構天然であった。


 ◆再び親宿しんじゅくへ進出◆

 既に午後10時を過ぎてしまっている。

 レイラは焦っていた。

 最後のお客さんのOLが相当の占い?いや、予報好きなのかとってもしつこくて、すっかり遅くなってしまった。


 レイラは、急いで後片付けを始めた。

 そこへ八百屋の店主ノシさんが現れた。

「レイラちゃん、片づけはしておくから、梢さんの方をお願いするよ。今日は行けなくてごめんね」

 レイラが振り向くと、またまたノシさんがすばらしいタイミングでレイラの前に現れるのであった。

「ノシさん。ありがとうございます。それじゃあ、すいません。お願いします」

「これくらいは、任せてよ」

「ホント、ノシさんタイミングが・・・」

「何か言ったかい?」

 レイラは呟く様に言ったのだが、ノシさんは意外にも耳がいいようである。

「いえ~何でも。独り言です。じゃ、行って来ます」

 ・・・良すぎだわねと心の中で呟いた。

「急いで転ばない様にね・・・」

 レイラは、走って親宿に向かった。


 どんなに急いでいても、タクシーで行くと言う概念はやはり無い様である。

 そう思いながら、ノシさんは、テーブルとイス2脚を片付けるのであった。


 レイラは、汁だくいや、汗だくで梢さんのお店”スナッククイーン”のあるC4ビルに駆け込んだ。店の前に到着したのは午後10時半になる3分前であった。


 汗だくのレイラが静かに扉を開けて入ると、入口の所にあるレジの前にいた梢さんは、いきなり横にレイラが現れてものだから、思わず声を出しそうになったのだが、直ぐに落ち着いて安心した顔つきに変わった。


「レイラさん良かった。来てくれて。不安だったの」

「梢さん、挨拶は後にしますね。まず、レジから1万円札を全部抜いて、自分の財布にしまって下さい」

 息は荒げているが、出来るだけ小声で梢さんに話かけた。

「わかりました。まだ、1枚ですけど」

 梢さんもレイラの意図を感じてなのか、或いは、まだ売上の1万円札が1枚であることが恥ずかしいのか小声で応える。


「今日もテカテカおじさん来てるわね」

「はい。レイラさんが来るのを待っている様ですけど」

 梢さんにもテカテカおじさんで十分に通じる。

「梢さん。それはちょっとキモイかも。次にテカテカおじさんの隣の若いあんちゃんが、会計をするから貰った紙幣をおじさんや、私にもワザと見えるようにして下さい」

「わかりました」


 梢さんも次起こることが今の内容で概ね分ったので、深くは聞かなかった。

「後1分位だからカウンターに座るわね」

 梢さんは小さく頷いた。


 ◆レイラ捕り物帳2◆

 レイラは、梢さんと店の奥に入っていった。

「レイラさん。カウンターでいい」

 梢さんの芝居が始まった。

「ええ」


 これでカウンターの4席は、奥からテカテカおじさん。次に若いあんちゃん。一席空けてレイラが座った。


「レイラさんいらっしゃい」

 めぐみさんは、レイラを見ると大スターにでも会ったように目を輝かせている。

 レイラが後を振り返ると、ボックス席は一番入口側の3人連れ1組だけであった。

 レイラは、見たことがあるような気がする。あれ、昨日のBOXの人達?


 レイラは昨日の予報ではそこまで見ていなかったので、予定に彼らの行動は含めていなかった。

 が、瞬時に参加してもらうケースを考えてみた。

 レイラは、一瞬目を閉じ集中する。

 今日は集中力があるようだ。

 ― 数 秒 -

 手伝ってもらうのも悪くないわね。

 そう思い、ちょっとだけ方針を変更することにした。

 

「じゃあそろそろ帰るから会計」

 若いあんちゃんは偉そうにめぐみさんにそう告げた。

「ママ会計お願いします」

 めぐみさんの言葉に梢さん(ママ)は、いつも通り明るく答える。

「は~い」

 梢さんは、計算をした金額を書いた紙を革製のカルトンに入れて、若いあんちゃんに渡した。

 あんちゃんは、五千円札を財布から抜き取り梢さんに渡したところで、レイラは二人を挟んでテカテカおじさんに話し掛けた。


「あら、おじさん今日も来てたの」

 おじさんはレイラに声を掛けられて嬉しそうであるが、極力それを見せない様に半分無愛想を装っている。

 今までのことがあるから、流石に一気に良いおじさんに変わるのは抵抗があるのだろう。レイラはおじさんの可愛さが微笑ましかった。


 梢さんは、ワザと周りからも見えるように五千円札を広げると、いつもであればお会計をしたお客さんにのみ聞こえる声で”お預かりした金額”を確認のため告げるのだが、今日はちょっと大き目な声を出した。

「五千円お預かりします」

 梢さんが、カルトンに五千円札を載せて運ぶと、後ろのボックが何やら騒々しい。

 先程のレイラと、梢さんの話に聞き耳を立てていた様である。


 若いあんちゃんは、梢さんの行動にちょっと気まずそうに落ち着かない様子である。

 そこに梢さんが、おつりの1,000円を持って来た。


「また、いらしてね」

 と、梢さんが心にもない言葉を発すると、意を決したようにあんちゃんは、因縁を付け始めた。

「1万円払ったから、おつりは6,000円じゃないのかな~」

 多分、ふて腐れ気味で言っているのであろうが、レイラは(きたぞ~)と思い楽しくなって来た。


「申し訳ありませんが、お預かりしたのは、5,000円だったかと・・・」

 当然、梢さんもお客さんを立てながらも主張する。

「客に文句を付けて、証拠はあるんかい!」

 あんちゃんも、”無理な因縁”のお芝居を頑張っている。


 そこに、テカテカおじさんが、もごもごとしながらも、あんちゃんを見るのだが、気が弱く何も言えない。

 でも、一応何らかの正義感はあるようだ。

 おじさんも先ほどレイラに声を掛けられた時に、梢さんの手に広げられた5,000円札をみているのである。

 レイラは、可愛そうだと思ったが、おじさんを鋭い目つきで睨みつける。

 おじさんは、愛すべきレイラの強さを昨日目の当たりにしている。逆らうことは出来ない。

「5,000円札だったよ」


 おじさんは思い切って小声で言う。言うが、そんな小さな声ではレイラは許さない。

 テーブルの上の煎餅を激しく握り潰した。(ちょっと脅しすぎかしら)レイラは少しだけ心配したが、おじさんも頑張った。

「5,000円だ。間違いない」


 思っていない周りからの邪魔にあんちゃんは腹が立った様で声を荒げて来る。

「なんだ、このおやじ。見もしないで」

 そこにBOX席の3人連れの一人が、

「俺も見ていたけど。まちがいないぜ」

 さらにもう一人が、他人ごとの様に天井に向って言う。

「俺達に言われているうちに止めといた方が良いと思うな~」

 昨日のレイラを知っているからだ。


 そこに梢さんが

「レジの中を確認してみましょうか。そうしたら、納得いただけると思います」

 冷静な応対であんちゃんの気を鎮めようとするが、元々因縁を付けることが目的だったあんちゃんは、望むところだとばかりにレジに向かう。

 梢さんと、あんちゃんはレジ中の確認を始めた。

 が、当然1万円札は入っていない。


「レジに入れたとは限らないだろう」

 あんちゃんはお決まりの因縁をつける。

 そこに、3人連れの一人がやって来て、

「見てたけど間違いなくレジに入れていたよ。もう止めとけよ」

 あんちゃんは、形勢悪くなりヤケクソ気味である。


「お前ら、全員でグルだな!」

 周りを取り囲まれキレ始めてしまった。が、グルも何もない、あんちゃん自身が一番知っているはずである。自分が間違っていることを。

 当然間違って因縁をつけるのがそもそもの目的である。


 世の中に、忘れてしまうことと、つき通す嘘に勝るものと言えば、後は証拠しかない。

 しかし、証拠はないので(あいにく当時、CCDカメラは一般的なもので無かった)、別の手を使うしかない。

 レイラが登場する。


「じゃあ、次はあんちゃんの番ね」

 レイラは、本人の前であんちゃんと言いのける。

「財布の中に幾ら入っていて、幾ら支払った?それで今幾らかあるかを言って見てくれない?」

「幾ら財布に入ってた何てことを、いちいち覚えてるか!」


 確かにその通りでもある。だが、

「私は分るわよ。9,537円よ。5千円札1枚に、1千円札3枚、500円玉が2枚で100円玉が5枚10円玉が3枚で1円玉が7枚ね。あ、それと、免許証と、520円のレシートが1枚入ってたわ。そこから、5千円札を1枚出し、おつりの1千円札はまだ入れてないので、4,537円に免許証と、520円のレシートよ。レシートの明細も知りたい?」


 免許証、レシートは記憶にある。金額もかなりそれっぽい。

 驚いたあんちゃんは慌てて財布の中身を確認する。

「テーブルの上に出して確認してね」

 驚いたあんちゃんは、迂闊にもレイラの指示に従ってしまう。

 財布の中から、お札とレシートを抜きだす。ついうっかり免許証まで 出してしまう。名前がバレバレだ。


 小銭をテーブルの上にバラまき数えると、何と驚いたことにレイラの告げたそのままであった。

 あんちゃんは、恐怖を感じてしまう。

 怯えながらレイラの顔をのぞき込む。

「ウソついてもだめよ。全部分っているのよ」

 あんちゃんには、落ち着いたレイラの顔は魔女の様に怖かった。

 もの凄く怖く感じた。


 あんちゃんは、青ざめた顔で慌ててお金と免許証を財布に戻し、おつりの千円もしっかりしまうと、逃げるように店から出て行った。


 みんな顔を見合わせ、合図も無しに

「ありがとうございました~」

 お客さん、従業員全員の合唱になった。

 店内は一体感からの歓声があがった。



 あんちゃんは、恐怖に威圧されてしまったのだ。

 証拠がない時は、威圧と言う手がある。

 めぐみさんはレイラに関心仕切りであった。


 <レイラ、ホステス一体4に続く>


  


 

 

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