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僕たちと君たちの差  作者: 鳥海山時雨
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はじめに

外出自粛が騒がれているこの頃、一度自分の存在に疑問を持ってみてはいかがですか。少し落ち着いて考えるとどうも人間は人間であるという事の証明が難しくなるのです

 昨今の途轍もなく広がり、圧縮された中で我々が我々である証明をし続けることと相手を見つめ続ける事によって曝露される人間性を自己分析し、結果を事実として無表情に受け止める必要性が出て来ました。


 それは当人の存在の認知の是非に拘らずにある種の普遍的かつ可塑的なレッテルを貼られる結果を招くことがしばしばあります。


 人間だけが作成し共有している価値――俗にいう共通認識――を言語表現のみで著し、その曝露されたものを敵と認識し己の一部であることを拒絶し何千回と繰り返される涙の流せない悲劇が平然とした顔で横行しているのです。


 そして己の愚かさをそれとは認めずに批判や批評を非難や批難にしか感じられず、ましてや他の誰かを引き合いに出してそれに善悪を勝手に押し付けて回るのが近年の流行となっています。


 特に最近、インターネットの発展や世界規模で発生する様々な問題に対し多数の意見が錯綜している中でまるで単一集合体のように多数派の意見を盲目的ともいえるほど過剰に支持し、それを遵守しない場合には徹底的に廃絶させられる、現象が顕著にみられるようになりました。


 他人に関与することを嫌い仲間内の当たり前のみを狭量世界の常識と謳い仲間外に叩きつけている現状の世界に問いたい。僕たちと君たちの差はどこにありますか。

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