表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/11

0.三界の間で

 これはまだ、天界、人間界、魔界のつながりが強く、調和を保ちながらもそれぞれの世界が支えあっていた頃の物語である。

 天界には天族と呼ばれる者たちが暮らし、魔界には魔族が暮らしていた。

そして三界の間にある人間界には、天族の加護を受け天族と同じ姿を持って生まれた者たちが暮らした。

太陽の瞳を持つ天族、夜の瞳を持つ魔族、天族の祝福と加護によって生きている人間。

各種族同士は必要最低限の接触しかせず、用があっても使いの生き物を使うのが普通であった。

 だがある時、天族に祝福された地カルティナの王位に清く美しい魂を持つ人間が即位した。

天族の司る光に限りなく近い色の髪を持つ青年。

天族の加護を多く受けるその王を祝福するために天王とその末娘がカルティナに降り立った。

その時訪れた天族の姫は新しき国王と恋に落ち、一人の御子を授かった。

やがて生まれてきたのは天族の瞳と髪を備えた美しい姫であった。

名はルキア。

まさしく天の恩恵を受けし姫君であった。

初めまして。Sena Kisuiです。宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ