日常生活
※ゾンビモノが苦手な人はお控え下さい
「ディヴ!ストゥッキーズカフェ行こうぜ!」
陽気な声を上げて俺に語りかけるのは俺と同じアメリカ軍特殊部隊FASTの隊員候補生イワン・マクミランだ。イワンとはハイスクール時代からの仲で、共に軍部へと進んだ友人だ
「そうだな、訓練キツすぎて腹が減っちまったしな~。よし、行くか」
そういって俺は従兄弟から借りているコブラにイワンと乗り込んだ
「お前いい車乗ってるよな。候補生の安賃で買えるもんじゃねーだろ」
「いや、従兄弟から借りてるんだよ。もう半年くらい使わせてもらってるけどな」
俺の名前はデイビット・プライス。父はイギリス人で母はアメリカ出身だ。二人とも人類学者で俺が軍隊に入ってからは日本に住んでる
軍の基地から5分かけて俺達は行き着けのカフェにたどり着いた
「うっす!爺さん。いつもの頼むぜ!」
イワンはこのカフェでいつもカフェオレを飲む
俺は...
「俺はコーヒーの...ブラックで頼む」
いつもならシュガーを山ほどいれたのを頼むのだが、後1ヶ月で20になるので大人の味を拝見したかった
「...苦いな、これ」
大人の味はどうやらまだ俺には早かったようだ
「俺もブラック飲めないぜ。俺達にはちと早いみたいだな」
そういってイワンは談笑した
イワンと候補生の可愛いあの子の話や、俺達の鬼教官の愚痴、その他他愛のない話で盛り上がってるうちに、外は深い盲闇に包まれていた
「ヤバい。今何時だろ」
9時32分か...そろそろアパートに戻るか
「イワン、そろそろ帰ろうぜ。爺さんまたな!」
そういって俺は自分の分とイワンの分をカウンターに差し出した
「サンキュー!おごってくれるとは。小さい借りをつくりやがって//)
なんで照れるんだよwと心の中で突っ込んでやった
イワンは俺と同じアパートの隣の部屋に住んでいる。俺達の住むアパートは基地の目の前にあるため、アパートの住民は軍属が多く、顔見知りも何人かいる
「ちょっと飛ばすぜ!」
そういって俺はギアを踏み込みコブラを加速した
途端にアパートに到着し、イワンにおやすみと一言告げて自室に潜りこんだ
「はあ...なんか疲れたな...」
俺は自分のベッドに飛び込んで息もしないくらい深い眠りについた
ピピピピ...ピピピ..カチ
...朝か
俺は全身に力を入れ、ふっと立ち上がった
いい目覚めだ
さて、出勤準備でもするか...
シャワーを浴び、歯を磨き、俺はクローゼットの前に立った
初のゾンビものですw。作者は初心者なので、誤字脱字等々あると思いますが大目に見てやって下さい^^;
次章から登場人物を載せていきたいと思っておりますのでよろしくお願いしますm(__)m