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羽しまって!魔王様!  作者: 松本ゆきみ


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17/18

温泉は結界(ただし最高)

「人多い。絶対羽出さない」

「承知。羽は湯に浸す」

「浸すな」


旅館。


「神殿だ」

「言うな」


露天。


「湯が外にある」

「最高でしょ」


貸切風呂。


湯気が満ちる。


「……良い」

「でしょ」

「戦が溶ける」

「言い方!」


しばらく静か。


「主はここで、呼吸が楽になるな」

「……うん」

「我が原因だな」

「……まあ、そう」

「すまぬ」

「謝るの珍しい」


湯気の向こうで魔王が少し笑う。


「主が笑うなら、我はここにいる」

「ずるい言い方」


廊下から子どもの声。


「ぬっ」


バサッ。


「羽!!」

「湯気がある」

「シルエット出てる!!しまって!!」


湯の中で押し込む。


「収納!!」

「湯で押すな……」


静寂。


「……でもさ」

「うむ」

「こういう日があるなら、同居も悪くない」

「主が笑うなら、それで良い」


ブォォォ(ドライヤー)


「ぬっ」


バサッ。


「羽しまって!!魔王様!!」

「風が敵だ……!」

「敵じゃない!!」

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