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羽しまって!魔王様!  作者: 松本ゆきみ


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11/18

ゴミ出しの戦

「眠い……」

「朝は戦に良い」

「戦じゃない、生活……」


袋を持って外へ。


「今日はビンと缶。音立てない」

「承知。音は敵」

「敵じゃない!」


ゴミ置き場。


ネット。


「結界だ」

「カラスよけ」


缶を置く。


カラン。


「ぬっ」


羽ピク。


「出るな耐えろ!」


ビン。


ガチャリン。


「ぬぅっ!?」


バサッ。


「羽しまって!!!」

「ビンが攻めてきた」

「攻めてない!!」


そこへ隣人。


「おはようございます」


魔王を物陰へ押す。


「主よ、押すな」

「黙って!」


「その方は?」

「親戚です!!」


「夜中に“バサッ”って音が…」

「風です」

「室内で風?」

「換気です!」


沈黙。


「換気、流行ってますね」

「流行ってます!」


隣人が去る。


「……もうだめだ」

「策がある」


魔王が真顔。


「ビンをひとつずつ置く」

「……それだけ?」

「音の衝撃が減る」


普通に賢い。


「王は生活のプロにも学ぶ」

「そこで張り合うな」


帰り道。


「…助かった。ありがとう」

「主の暮らしは我が守る」


ちょっとカッコいいのずるい。


玄関。


鍵ガチャ。


「ぬっ」


バサッ。


「羽しまって!!!」

「……鍵が鋭い」

「また音のせい!!」

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