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羽しまって!魔王様!  作者: 松本ゆきみ


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10/18

管理人さん、接近

ピンポーン。


「……来た」

「敵襲か」

「管理人さん!!隠れて!!」


「また衣装棚か」

「クローゼット!!」


羽がガサッ。


「音立てない!」

「静かに畳んでおる」

「静かじゃない!」


チェーン越しにドア。


「こんばんは〜管理人です」


にこやか。

でも一番怖い人。


「最近ね、廊下で“バサッ”って音がして」

「バサッ」

「黒い影も窓にね」


心臓止まる。


「何か飼ってる?」

「飼ってないです!!」


「鳥とか?」

「飼ってないです!!」


クローゼットから小声。


「……我は鳥ではない」

(殺気)


「今、誰かいる?」

「テレビです!!映画!!」


「映画で“鳥ではない”って言う?」

「ファンタジーで!!」


数秒の沈黙。


「夜は響くから気をつけてね」

「はい!!」


去っていく足音。


「……行った?」


クローゼットを開ける。


羽がちょこんとはみ出てる。


「覗いてる」

「出ておらぬ」

「出てる!!」


床に黒い羽根が一本。


「これ廊下に落とさないで」

「我の威厳が落ちておる」

「威厳じゃない羽根!!」


少し静かになる。


「生活のプロは強いな」

「張り合うな」


ピコン。


「ぬっ」


バサッ。


「だから!!羽しまって!!魔王様!!!」


「……では、しまう」

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