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おばあさんを助けたらうちの孫と一緒になってくださいって言われて写真をもらったんだけど、これって七五三の写真だよね⁉︎ てか、きみは…  作者: 猫の集会


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お弁当

 オレはやっぱり瀬川さんが好き…です。

 

 でも、おばあさんと約束しちゃったからなー…。

 

 

 悩みがあると食欲が…

 

 

 学校の昼食中、オレはお弁当を目の前にして…箸が進まなかった。

 

 そんなオレのとなりで楽しそうに、

「お弁当と、彩りのいい箸を添えて。いただきまーす‼︎」

 と、元気よく宮田くんがお弁当を食べ出した。

 

「わー、宮田くんのお弁当美味しそう。卵焼きに隠し味とかってあるの?」

 と小林さんが話しかけていた。

 

 すると宮田くんは…

「隠し味は、たまごだよ」

 と答えていた。

 

 隠してなくない⁉︎

 卵焼きって…もろ、たまごっ‼︎

 

 てか、小林さんもなんで卵焼きに隠し味入ってるって思ったんだろ。

 

 謎な二人の会話。

 

 

「瀬野くんは、卵焼き甘い派?しょっぱい派?」

 といきなり瀬川さんから話しかけられた。

 

 ‼︎

 

「オ、オレは…甘い派」

「なるほど〜。では隠し味は砂糖かもね」

 と小林さんが言った。

 

 …あー、そ、そうなん?

 それって隠し味なん?

 

 普通…味付けとか材料とかいうんじゃないのか?

 と疑問に持ちつつスルーしておいた。

 

 

 まだまだ盛り上がるお弁当話…

 

「小林さんって、お弁当手作り?」

 瀬川さんの質問に小林さんは、

「うん、だから毎日色々心がけてて。」

 と自分のお弁当を見つめた。

 

「なんの?」

 と宮田くんに聞かれて小林さんは、

「彩りに気をつけてて…それで必ず食べられる食材を入れてるの」

 なんて言い出した。

 

 …

 

 おいおい…そりゃ当たり前じゃん‼︎と思っていると宮田くんが、

「なるほどー」

 と感心していた。

 

「あとね、やっぱり彩りが大事だからお箸は、宮田くんと似てて虹色なの」

 とお箸を見せてくれた。

 

 

 …へー。

 

 なんか…なんか…ね。

 色々ズレてるってか…小林さんが宮田くんに見えてきたかも…。

 

 

 まぁ、でもお弁当作るの大変だろうな…。

 オレはお母さんが作ってくれるけど、お母さんお弁当ない日嬉しそうだもんな。

 

 週一で購買でパンとか好きなの買ってるけど、これからも週一は母親を休ませてあげようと思う優しいオレ。

 自分で作るとかは、無理だからさ…せめてそれくらいは…ね。

 

 

 みんなが卵焼きとか彩りとかいってるから、お腹が少し空いた気がしたからお弁当を食べることにした。

 残すのは、作ってもらったのに失礼だもんね。

 

 

 それにしても…箸に彩りは…普通求めなくない?

 

 まぁ、人それぞれってやつなのかな。知らんけど…。

 

 

 

 昼休み、また一年生の校舎に行って婚約者探ししようかとも考えたけど…

 

 また昨日みたいになったらとても厄介だからやめることにした。

 

 

 おばあさんが直接教えてくれると助かるんだけどな…。

 でも…

 個人情報とか、企業秘密とか言われたらそれ以上聞けないもんね…。

 

 

 ルトくんは、何か有力な情報を教えてくれないだろうか…。

 ってか、ルトくんが本当にオレのことどう思っているのかも気になるし、きちんと確かめなきゃだよね…。

 

 

 あー、なんか突然ウエハースが食べたくなってきた。

 

 ウエハースなら、おばあさんの喉にも支えなさそうだから、おばあさんにも手土産に買って帰ろっと。

 

 

 

 帰り道に、スーパーに立ち寄った。

 

 近所に安いスーパーがあるんだよね。

 めっちゃお店寒いんだけどさ。

 

 しかも、いつも同じ音楽がエンドレスで流れているんだよね…。

 

 従業員の方々は…エンドレスで流れることには、ストレスたまらないのだろうか?

 

 オレは…息が詰まる感覚に陥るけどね…。

 

 だから、お店から出るとめっちゃ開放感半端なかった。

 

 やっと、あの歌から逃れられたーー‼︎と。

 

 

 特になんにもお店側は悪くないのだけれど、オレのイメージだと、あまり今のところは…積極的に行きたい場所では…ないっ‼︎

 

 

 そんなことを考えながら歩いていると…

 

 

 あれは…

 

 

 続く。

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