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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

嘘です。タイトル『スマホ型の慰霊碑』

作者: カゼ ルビネ

嘘をつきすぎた人類の末路


この話は嘘です。

嘘です。

嘘です。

嘘です。本当に嘘です。

大事なことなので五回言いました。



ディストピア要素あります。

自殺を扱う要素があります。

この話にほんとうに含まれています



ちゃんと読んだ方はどうぞ読んでください。

本日の校内学習にこの場所に来ていただき、誠にありがとうございます。

この場所は一台のスマホによって、集団自殺が起こった場所です。

スマホというものは、我々人類が頭のなかに電子チップを入れる前に、全人口の七割が持っていた通信機器です。

この通信機器は電話やメール、インターネットやsnsを一つにまとめてすることができました。

電話やsnsがなんですかって、質問が表示されましたね。

わからないことを素直に表示することは正しいことです。

わからないと言った君にはポイントあげます。


まずは電話から説明しましょう。

電話というとは、口から出る音である声というものを電気信号に変え伝えることです。

昔の人たちはだれでも声を持っていて、自由に話し合うことができたんです。

今は私のように厳しい試験と研修を終えた人しか声は使えないので電話というものを知らない子も多いですよね。


snsの説明にも行きましょう。

snsとはみんなが自由に全ての情報をA Iを通さずに発表することができたインターネットの中にあったサイトでした。

おおみんなから驚きが表示されていますね。

そうでしょう。

今の時代、人や機械が集めた全ての情報をA Iに通すことで正しくみんなに情報が知り渡ります。

ですが、昔はAIがありましたが今ほど精度は良くないです。

そのためAIを騙して、嘘の情報を流すことが流行りました。

わぁ、みんなからとっても驚きが表示されますね。

今の時代はAIを騙すなんてことをすればとってもきつい罰が降ることは知ってるよね。

わかる人は手をあげて。

みんなわかるかー。

じぁあ、声を揃えて言おうか。

「「アイを騙す悪い子は、生きてアイの材料にされる」」

よくできました。

そうでしょう。

頭の中身以外は全部有機炉に放り込まれて、アイが今後騙されないようにするための基盤となるのです。


これから話すのは一台のスマホが原因で起こった悲劇です。


宇宙船揺籠が地球を発進してまもなく。

その頃はまだみんな声を自由に使えましたし、アイのレベルも良くなかったです。

ある時、宇宙船の一部に小さな隕石があたり、壊れてしまいました。

皆んなが冷静に落ち着いて対処すれば1時間で解決する問題でした。

ですが、みなさんぐらいの小学生がいた区画、学校で悲劇が起こりました。

一人の子供が持ち込んだ一台のスマホで学校の子供達は全員死にました。

当時、小学生はスマホを持ってはいけないと宇宙船の中できまりもありました。

ですが、親御さんの目を盗んで学校に持ち込んだ子がいて、snsでウソの情報を見てしまいました。

その子が見た情報は、宇宙船が終わるという言葉と一緒に、大きく穴が開いた宇宙船の偽物の写真でした。

パニックになった子供は親に電話をかけましたが伝わりません。

その時、電話はたくさんの人が大切な人に電話をかけるせいで使えなくなっていたからです。

それで余計にパニックになります。

さらにパニックは伝染して、偽物の写真を見たせいで、絶望を感じた子供達が自殺をしてしまいました。

子供達にとって偽物のいや、嘘の写真が真実でした。

嘘というものは嘘だとばらさなければ真実になってしまうものなのです。


あらあら、怒りが表示されていますね。

なんで怒っているのかな。

うんうん、確かにそうだよね。

命を奪う。嘘をつくなって、なんでそんな嘘をついたんだって。

嘘はちゃんと嘘って書いて創作サイトで、やれば良いのにって。

いろいろコメントがあるわね。

それはね。当時もたくさん注目されることで、アイに特別扱いされる仕組みがあったの。

食料や医療を受け取りやすくしたりね。

いまでもあるけどあの時とは別物。

注目=大切にされているとアイは、認識していた。

特別扱いされたい人間がウソの情報を流したの。

その結果たくさんの人が死んだの。

だからね。

小学生の君たちはこれからたくさん試験を受けるけど、頑張れば私みたいに声を手に入れられる。

創作サイトになにか投稿できるようになるからね。

けど、悪い結果ならアイの材料にされるから気をつけるのよ。


嘘を嘘にするにはちゃんと嘘って伝えないといけないのよ。


うんうん、皆んなちゃんとわかっているようで先生嬉しいわ。



解説

語り手たちがいるのは人口知能アイによって管理された宇宙船揺籠。

過去に真実になってしまった嘘によって何回か滅びかけたから、乗っている人たちは厳しい試験や検査に合格しないと声と自由に話や物などを作る権利とかが手に入らない世界です。

こんな未来嫌だと思いながら書きました。


読んでくれてありがとうございます。

この話は嘘です。

今の所。


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