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夢者  作者: 高島 良
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王国兵1

 山間の訓練場に矢を射る音が続く、必死に弓を構える若者達はだいぶ疲れが見える。残り3セットと容赦ない自分の声が響く、緑の軍服でなければなつかしい高校の部活のようだ。


 ジルテック王国弓大隊第三小隊隊長それが俺の役職、国外にまで広く黒の魔力を持つ者が集められ、この大陸で数少ない弓隊だが、第三小隊の8名はここに来るまで弓に触った経験もなく、最近やっと見れるようになってきた。

 

「ヒロ隊長、大隊長が準備が出来るので、そろそろ来るようにと。」

「わかった、エマ後で誰がさぼったか報告しろ。終わったら解散。」

「了解しました!」


 白い制服の美女の後をついていく、白の方が位が高そうだが、この訓練場では、白は補助スタッフ。弓経験が無くても、緑の制服を着た小隊のメンバーはエリート扱いだ。


「ヒロ隊長、首を痛めましたか? なにか手配いたしましょうか?」

「いや、大丈夫。」


 最近無意識に首に手がいく、あの日、首に巻かれるはずだった縄の感覚、生きている実感と、死ねなかったという気持ちからか、未練がましく首を確認してしまう。


 処刑当日、猿ぐつわに黒い袋をかぶせられて、馬車に乗せられる。民衆の声援に迎えられて、馬車はゆっくりと進む。そのショーは、まず軽い罪状から読み上げられ、最後に舞台に上げられ縄がかけられ、底が抜け少し悲鳴がして民衆が歓喜する、実際には見えないがそんな流れのようだった。一人終わるごとに馬車が進む、俺の順序はどうやら最後のようだ。

 俺の罪状が延々と読み上げられる、それは貴族への不貞に始まり、貴族・商人の殺害、それは奴隷商やそれに繋がる貴族など、身の覚えのあるものから、行った事も無い国や、名前すら聞いた事の無い地方の話も多く、人身売買組織の力がよくわかる、最後に義賊であるレッドテイルを裏切り、一人で全滅させたと司会者が告げる。

 最初に気づいたのは、一人で盗賊のアジトを潰した数日後だった。酒場で聞いた俺の噂に、聞き覚えのない地名が出て来た、それから一か月もしないうちに俺の手配書には、罪状が追加されいきレッドテイル潰しのヒロと名前が変っていた。傭兵村にわざわざ俺を殺しにやってきた中には、純粋な正義感から俺を裁くと豪語するやつもおおかった。俺もいちいち、盗賊の砦に出入りする商人や貴族がどの程度関わっているかなんて確認しなかった。その後、親兄弟が私兵を連れて盗賊村にやってくることもあり、話し合いで解決する事はまれで、それがまた復讐の連鎖を呼んだ。

 それはまるで根拠のない学生の噂話と変わらない、とりあえず悪者を定めて数人が信じれば、言い訳するほど噂が広がる。腕に自信があるか、自分で裏をとれるような権力者以外は身を守る為に噂を信じる、それを覆すほどの力も気力も俺には無かった。

 様子がおかしいと気付いたのは、そんな昔の回想に酔っていた時、まだ座ったままにも関わらず、歓声が大きくなる。何も見えず声もだせない、立ち上がろうとすると、肩をおさえられて『もう少し、じっとして。』と渋い男の声で言われて、初めて目の前に人がいる事に気づく。舞台から床の抜ける音と、ひときわ大きな歓声が上がり、俺が殺されるはずのショーは終わった。

 かなり馬車が走った後、やっとかぶせられた袋と猿ぐつわが外される、目の前に居たのはよく見る衛兵の制服を着た、少し年上のごつい男だった。


「お久しぶりです、ヒロさん。」

「すまない、正直に言うが、貴方の事を覚えていない。」

「それは、そうでしょう、一か月ほど山城攻めに雇われた傭兵ですから。」

「そうですか、手伝っていただいたのに、顔も覚えていないなんて、申し訳ない。……それで、あの戦いの後、ほとんどの傭兵は別の仕事に散っていったのに。なぜ、たすける?」

「救出の件は、首謀者から直接聞いてください。それと、あの戦に参加したのは、貴方の賞金額に興味があったからです。俺なんかに討ち取れるはずはないと思ってましたが、どんな人間なのか単純に興味がありましたし、チャンスがあればあわよくばとは考えてました。」

「実行した人もいましたけどね……。」

「いましたね、あんな手練れに囲まれてるのに、無理するもんです。」

「貴方は、何故? 結構剣の腕は立ちそうだし、機会はあったのでは?」

「そんなにスキがあったとは思えませんが。なにより、手配書のイメージとあまりにかけ離れていて、気さくな人にしか見えないし、剣が苦手なのに、周りには貴方を慕う手練れの仲間達がわんさかいる。これでも下流貴族の出なので、読み書きはできますから、手配書の矛盾にも気が付いてました。同じ週にありえない距離離れてる事件もあったりして、これはやばい相手と喧嘩してるなと。」

「普通なら、やばい相手の方に味方するんじゃないんですか?」

「若い時なら悩んだかもしれないですね。でもあの戦いは特別でした、最後は残酷でしたが盗賊退治であんな大きなのは初めてでしたし、傭兵しててあんなに人に感謝された事はないですから、もう普通の戦場は無理かなって。傭兵以外の仕事をしたいと言ったら、領主様に紹介いただいて、こうやって故郷で衛兵の仕事につくことも出来ました、これからは平和にやっていきます。そろそろつきます。」


 馬車が止まると、そこには数日前に会った、初老の神父が立っている。


「貴方が黒幕?」

「人を悪者呼ばわりか、とりあえず神父だぞ。」

「とりあえずって、それでちゃんと金は払っただろうに、まだなにか言い足りないか?」

「ああ、足りないな。教会に孤児を押し付けて、その金を自分の賞金で払う奴がどこにおる、仮にも神聖な教会じゃぞ、そんな金受け取って吊るし首にできるか!」

「仮ってなんだよ、それは、そうかもしれんけど、もう金もつきたから、終わりにしようと思ったのに、これは誤算だな。」


 元々そんなに残っていなかった金も底をついて、食い物にも困っていた時、出会った時のカルとすこし似た孤児と目が合う。なにか恵んでくれと言われ、この口の悪い神父に教会で引き取れと押し付けたのだが、普通は教会に寄付してからだろうと言うので、神父を衛兵詰め所まで引っ張っていって、神父に捕まったと、自分の手配書を渡したのだ。

 

「神父様は、毎日詰め所や領主様に、あなたの助命を訴えられたのです。」


 衛兵の顔は真剣だ。


「そうじゃ、大変だったんじゃぞ、この衛兵に会うまで誰も話を聞いてくれなかったんじゃ。」

「それは、神父らしからぬ貴方の言動と行動のせいじゃ?」

「おまえの罪状のせいじゃろうが!」

「神父さん、とりあえずわかったから、続きは真面目な衛兵さんかな?」

「そうなりますかね。神父様の話を聞いて、ヒロさんならやりそうだなと思いましたが、まだ新米の私では直接会うことはできず、所持品の目録だけしか確認できませんでした、あの羽も返しもない矢を持ち歩く人は他にはいませんから、確信は持てました。それからは、少ないつてを頼って走り回りましたが、打開策はなく、結局領主様の首に剣を付きつけて話を聞いていただきました。」

「平和にやってないよね……。」

「そうですね、すぐに捕まって牢に入れられてしまいました。」

「さらっと言うことではない……。」

「でも、結局は領主様に協力いただけることになりました。」

「ん! その流れでか、ここの領主様って、会ったこともないと思うけど。」

「領主様は柔軟な考えをお持ちの方で、あまり領民に理解されない行動も多い方なのですが、大変頭の回転の速い方です。手配書の最後の記載で、山城攻めの負の部分をすべてかぶって、死ぬつもりなのだと気付かれたようです。」

「とことん誤算だらけだな。」

「頭のいい人には、かないませんね。それで、領主様は先ほどの替え玉と、徴兵を用意してくださいました。」

「ん? 身代わりは誰なの?」

「来週処刑予定だった盗賊です、薬で寝てたので、静かでしたね。」

「怖いけど、まぁいいか。それで、徴兵って?」

「国中に黒の魔力を持つ者を強制徴兵するとの通達がでる、予定だそうです。実際出るのは一か月ほど先のようですが、国籍も出仕も関係無し、優秀な者は国王の近衛兵に取り立てると、かなりの好待遇となるそうです。」

「いや、流石に賞金首は無理でしょう?」

「もう賞金首のヒロさんは、この世にいません領主様は数日前から処刑を宣言していますので、公には存在しない人となったのです。遺体は今日処刑された者も含め燃やされるはずなので、魔力の痕跡で確認もできなくなるでしょう。心配されている、傭兵村への圧力もこれで止まります。」

「……すごいな、無理だと思っていた事がすべてひっくり返るとは、すごい領主様だな。」

「領主様も、近衛兵に取り立てられるような人を王へ推薦できれば、政治的に大きな利益となりますから。」

「そうか、それじゃ、その徴兵は断れないのね。」

「断るおつもりなのですか?」

「いやまぁそうか、死んだはずなんだから、いいのか。」

「旧知の方々と今は連絡を取ることはできませんが、数年して、大きく出世されて、その名がとどろくようになれば、いつか傭兵村の方々と再会する事も出来るかと……。」

「そうだな、少しでも希望が残ったって事か感謝するよ。神父さんもありがとうな、金を無駄遣いするなよ。」

「神父に対する口の聞き方がなっとらんな、お前さんが命がけで作ってくれた金じゃ、あの子が寂しく無いようにでかい孤児院でも建てるわ、出世したら会いに来てやれ。」

「だいぶ先だな、出来る限りがんばるよ。」


 そう言って、衛兵が手配してくれた馬車に乗り換え、この訓練場まで来たのだが、着いた時にはまだ内装工事中で、一か月ほど大隊長の屋敷に泊まった。……あの衛兵さん、名前、忘れた。


 国王の近衛兵でもある大隊長だが、とにかく口数が少ない、出世するには無口なほうが良いとなにかに書いてあったが、限度がある気がする。


「新作。」


 そう言って、大隊長が差し出した黒い矢は、金色のねじり模様が入っている。人それぞれ調整が必要だが、この模様が入ると速度が上がりより遠距離まで魔力を帯びた矢が飛ばせるのだそうだ。黒の魔力を持つ者が矢に魔力をのせても5秒程度しかもたない、通常なら400mも届けばいいほうだが、この矢は一キロ以上は飛ぶそうだ。ここ最近は夕方に新作の矢を試すのが日課となっている、現在の最大射程800m、直径30mの的めがけて矢をかまえる。目に魔力を限界までかけても、わずかに白い点が見える程度、矢のねじりに魔力をおくるようにひねりながら魔力を送る、正直いえば出来ているのかよく分からないが、なんとなくそんな気持ちで矢をはなつ。


「2時方向、3m。」


 巨大な望遠鏡をのぞき込みならが、大隊長がズレを読み上げる。的を見ているのではなく、的の少し手前にいるスタッフの書いた文字を読んでいるだ、当たるだけ異常だと思う。大隊長の最大射程は、1.2キロ、1m以内に当てるのだから本物のスナイパーだ、目に魔力を送ればくっきりと見えるが、手元が見えるようになるのに、数時間かかるそうだ。俺の目はそこまで望遠にはならないが訓練すれば出来るようになると言う、距離ではかなわないが大隊長が撃てるのは調子が良くても3発のみ、300発も軽くうてる化け物は俺しかいないそうだ。


「7時方向、10m。」


 目の奥に痛みが走る。腕の筋肉よりも、俺は目に魔力を送るのが苦手なようだ、大量に送ったからといって、良く見えるわけでは無いと教わってはいるのだが、いまだに上手くできない。


「無理するな。」


 次の矢に手をのばすと、大隊長に止められる。


「誰か迎えによこす。」

「わかりました。」


 いつもの返答をして、ほとんど見えない上官へ挨拶をする。俺は、手元が見えるようになるのに、一時間程度はかかる、それまで何も出来ないので、ベンチで過ごす。


「ヒロー、毎日頑張るなー。」

「キャルか、見えないけど、エロい匂いでわかるぞ。」

「どんな匂いだよ、若い子じゃあるまいし、三十路のおばさんをからかうな。」

「俺とほとんど変わらんだろう、そっちの訓練は、はかどってる?」

「さっぱり、筋トレとマラソンしても、もう私も含めて伸びしろないのかもしれないなぁ。」

「接近戦最強の弓戦士に、これ以上上げるとこあるのか? 大隊長の後は、キャルで決まりだろ。」


 二番隊の小隊長であるキャルは、小型の弓での速射を得意とする俺の対極にいる弓使い。魔力を込められるのは2本程度だが相手はどれに魔力が込められているか分からない、それに剣術もそれなりの腕前なので弓使いには珍しく接近戦も得意。


「またそんな、大隊長と同じ力持ってるんだから、あんたのほうが適任だろう。」

「接近戦に強い方が護衛には向いてるんじゃないのか。」

「護衛ね……そんな仕事してたんだ。」

「話せないんだって、それもあって、俺には無理だ。」

「なってしまえば関係ないんじゃないの、でもまぁヒロが狙ってないなら、本気でいくかな。ピットのおっさんにはやれないしな。」

「ほんとに、嫌ってるな。」

「あれはだめだなぁ、なんであんなのがうちらと同じ小隊長なわけ、貴族様がそんなに偉いんかって、いちいち順序だ順番やら口出してイラつくのよ。そんなに技術や魔力が変るわけでもないのに、一番隊のお貴族様達はほんと嫌い。」

「二番隊にも、数人いるじゃなかったっけ?」

「それはきっちり調教済だから、問題ない。」

「なにしてんだよ。」

「それで、わざわざ作ってもらった三番隊はどうなのよ? 大丈夫なの?」

「戦力にはなると思うよ、もう少し時間かかるけど。みんないい子だしね。」

「もう反対しないけどさ、優しすぎなんじゃない? 切り捨てられないと、軍ではつらいんじゃない。」

「そうだな。」

「ふーん、そこは経験済みか。」

「だから、探るなって。」

「わかったって、でもほんとに最初聞いた時はびっくりした、そんな人を気にかけるタイプに見えなかったし。」

「そんなに、目つき悪いか?」

「自覚したほうがいいぞ。」


 キャルが言っているのは、本来は無かった三番隊の話だ、元々二部隊20名の部隊となるはずだったのだが、数を絞る為の2週間の試験期間中、候補の人間全てと話をしてまわった。黒の魔力持ちとして生まれ、辛い目に会っていた彼らを、不採用として故郷へ帰す事ができず、俺が育てると言って8名の三番隊が誕生したのだ。


「今思えば全員採用するなら、あの試験期間いらなかったよね。」

「確かに。」

「それであの可愛い副隊長とは、最近どうなのよ?」

「エマか、頑張ってるよ弓の練習も読み書きも。」

「そんな事聞いてるわけないだろうが、結成式の後いい雰囲気だったし、さっさと二人で消えただろうが。」

「過去の事は……。」

「ここに入ってからのことは、別腹だろうが目が見えてても接近戦では勝てないだろう、おらおらしゃべっちまわないと、まっぱにしちまうぞ。」

「やめろって! 確かに、あんな若い子に迫られて嬉しかったけど……。」

「けどなに? 手だしたんでしょ?」

「なにもしてないから、いや、する前にその名前を呼び間違えて。」

「最低だな。」

「いや、たしかに最低だけど、結局なにも無いほうがいいだろう。」

「ふーん、別にばれなきゃいんじゃないの。なぁ、縛り上げて部屋に転がしといてやろうか?」

「なに言ってんだよ、真面目ないい子なんだよ、彼女には無茶すんな。」

「はぁ、それだけか、可愛いだろ、私よりいい匂いがするだろう、襲いたくなるだろう?」

「確かに可愛いけど、なにけしかけてるんだよ。部下だぞ、軍法会議とかに引っ張られるの勘弁だよ。」

「つまんない奴だな、すこしは娯楽を提供しろよ、なぁエマ。」

「え!」

「エマそこに、いるのか?」

「はい、隊長。」

「ふふ、隊長か、いいねぇなんかエロなぁ、私も隊の子襲いにいこうかな。」

「キャル、一緒にすんなよ。」

「そんなこと言うんだ、ほんじゃ、私は帰ろうっと、エマがんばってねー。」

「キャル、まじかお前、待てって。」


 足音が遠ざかり、横にエマが座った音がする。


「隊長、もうキャル隊長はいませんよ。」

「……そうみたいだな。エマ、ごめん、あの日はその、名前を間違えたりして。」

「私、そういう経験無いから、大人の人はああやって断るんだって思って。ずっと隊長に嫌われてると思ってたので、本当に間違いってわかって、うれしいです。」

「そうなのか、いつから聞いてたの?」

「一緒に来たので、最初からですね。」

「まじか、仲よかったんだな。」

「悩んでる人見つけるの上手ですからね、今回のは隊長に相談できませんでしたし、あれ以来二人で話す機会も無かったですし。」

「まぁ、そうだな。あいつなんか無茶な事言ってなかったか?」

「今まさに、私はだいぶ無理してるかんじですけど、他にも……。」

「ん?」

「全裸でお風呂に沈めて、私が助けに行くとか……。今の状況と、どっちがいいって聞かれて……。」

「二択に追い込まれるなよ。」

「どっちもいいかなって。」

「冷静にな、いちょう上官だからな。」

「……冷静ですよ、隊長、私しかいないと思います?」

「え? いや、ほとんど見えないけど、違うの?」


 あせって、周りを見渡すが、何も見えない。両ほほに暖かい手が触れ、唇にやわらかい感触が触れる。


「あの日も、名前なんか呼ばれる前に、してしまえば良かった。」

「……冷静にって言っただろ。」

「女にとってはつねに戦場です、すぐに行動しなければならない時もあります。」

「人の言葉を悪用すんな。」

「フフフ、キャルさんも言ってましたけど、今の隊長なら、私でも全裸にできますよ。」

「な、なに言ってる?」

「隊長の部屋、行ってもいいですか?」

「上官を脅すな、よ……。」

「聞いてるだけです、選ぶのは隊長です。」

「キャルのやつ、ほんと余計な事ばっか教える。」

「ほら、行きますよ。外のがいいですか?」

「いや。」

「フフフ、選びましたね。」


 顔が見えないので、エマがどんな顔しているのか分からないまま、手を引かれついていく。本気で嫌でないと、二択以外の選択肢を選ぶのは難しい。


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