日常
何も変わらない日常
いつもと変わらない休み時間、授業
何も変わらない平和な日本
それが全て崩れるなんて誰も思わなかった。
「ああーついに授業が終わったー!」
これから始まるのは部活、バレーボールで僕はレギュラーをとっている。そして部活が終わると友達と話ながら帰る、何も変わらない日常だ
「あんたほとんど寝てたでしょ!」
今僕を叱っているのは隣の席の「竹野美月」だ。正直僕は好意を抱いている。けど勇気はない、僕は意気地無しだ
「ごめんごめんでも眠くてさー必死に抗ってたんだけどね」
「もう!まったく!」
「おいそろそろ部活行こーぜ新婚夫婦さん」
「新婚夫婦じゃない!」
そうやって今冗談を行ったのは僕の友達の「三沼暁」だ。正直やめて欲しい、恥ずかしいんだ
「!」
何故か寒気がした
「何か寒くね?」
「えー?まだ9月なのに?まあ確かに今寒かったけど」
こうやって三人で毎日話す。これが僕の日常だでもそろそろ部活に行かないと時間がまずい。
「なあそろそろ……」
言おうとする刹那、爆音が鳴り響く
「うわ!なんだこの音!」
そうして上を見ると学校が綺麗に切られていて大きな怪物が目を見開いていた。