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邪神の適合者 ー聖邪の対立ー  作者: シグマ
闇に閉ざされし者 ー欲深き使徒ー
11/11

ラジール町 【魔氷】セヴィード (中編) ー箱庭世界ー

短い点とこの話は1500字ほどになりそうだったので色々継ぎ足した結果可笑しいことになりました。

F・9・11


「ウッドゴーレム弱かったな」


俺達はウッドゴーレムを倒し、第2階層のBOSS部屋に来ていた。


『ひどいなぁ。人が話している最中に倒しちゃうなんて君達どういう教育を受けているの?

学校通ってる?

あ、君達裕福そうに見えないから学校に通えないか。

アハハ可哀想。ボクの故郷は15歳くらいまで安い値段で学校に通うことができたのにね。

今思うと懐かしい。

っとそろそろ勝負を始めーー』


アイアンアントは突如地面から出現した鉄の刃によって頭、胸、腹のつなぎ目が途切れ、絶命した。

だが、あの声がまた聞こえてきた。


『だから話している最中倒さないで行っているじゃないか。

親愛なるセウィードちゃんからのお願いなんだよ?

ねえ、聞いてる?聞いてない?

そんなことよりボクとお話しようよ』


「何だ?」


『よかった。君かちゃんとした人でよかった。

君達は何者なの?

あのウッドゴーレムをこの前強化したんだけど切り刻まれたり、凍らされたり、燃やされたり、灰になったりってボクの苦労も知らずに……

酷いよ?君達なかなか酷いよ。

汗水流して神聖帝国の神木の枝をへし折ってきてそれを加工したんだよ?

いやぁ、帝国も軍事力強化しないとダメだね。あれじゃ簡単に滅びるよ』


「お前の事情など知らない。で、続きは?」


『少し脱線しちゃったね。

君達と早く戦いたい。

とあるゲームで君たちが勝ったら45階層の休憩地点まで送ってあげよう。

46階層からはボクの配下が守備をしているからね。

でも、戦闘での勝負じゃないから。

神経衰弱ってゲームなんだけどあれ記憶するの難しいよね』


『それで今からやるゲームだけどリアルティー将棋ってボクが開発したゲームをやってもらうよ。

駒を進めるとボクの知人が創造した箱庭世界なんだけど、ボクが管理していいって言われたからボク好みの世界に変えているわけだけど……

あ、また話が…

その箱庭世界の中にある国々の戦争の映像が流れてくると考えればいいよ。

例えば歩兵が歩兵とぶつかって駒を手に入れた時、敵を捕虜として手に入れ、重労働などを課せることができると考えればいいよ。

じゃあ、ゲーム開始するよ


セウィードの合図と共に俺達は変な黒い空間に吸い込まれて行った。



セウィードside


「ご主人様、ちょっとこれを見てください!!」


ある日ボクは捕虜として捕まえた少女を配下にし、いつも通り生活していると急に呼び出された。

その少女はダンジョンコアに触れてある映像を見せてくれた。

それは、ボクが3年間かけて作った知能あるスライムを10人の人族?が蹂躙(じゅうりん)しているところだった。

人族の背後にはスライムの核がころころと転がっており、魔力を見に纏うのに必要な力を待っている。

けど、魔力制御が上手なのか復活することは叶わなかった。


「あ、ウッドゴーレムの部屋に入りました!」

「放送をつなげて欲しい」

「わかりました」


魔力を流し、魔法を起動させてボクは10人の人族に言葉を贈った。

『やあ、ボクの名前は【魔氷】セウィード。君達を歓迎するよ。

君達がボクのところまで来ることができたら魔導具を贈呈しよう。

それじゃあ頑張t...』と。


途中台詞がなくなっているのは倒されたからだね。

いきなり攻撃するのは酷いと思わない?

思わない?

思わないの?

ひどいなー。

そうそう、これからボクは将棋をするんだ。

実況は……カズキ君に任せよう。

やっぱりボクの配下に任せよ……


side out


「これより、セウィード陛下対カズキの将棋対決を開始します。

ルールはいたって簡単。

相手の王、玉を倒す。

これ以上の説明は必要ありませんよね?

では開始です」


side 箱庭世界のA国騎士


俺の名前はルト。

ルート国の第三騎士団の団長でもなく、隊長でもない。

ただの騎士だ。

何故騎士になったかというと憧れていたんだ。

俺が5歳の頃、騎士だった父が人を助けたがために亡くなった。

その時は悲しかった。

けど、人を助けて亡くなったんだ。

国取り戦で亡くなったのとは全く意味が違う。

命をかけて人々の命を未来に繋いだのは素晴らしいことだと思う。

こんな事言ったら首を撥ね飛ばされるが、俺は戦争なんて嫌だ。

他人の未来(ゆめ)を奪って何が楽しいと言うんだ。

その(じんせい)はその人に送られた贈り物だというのに。


「ルト、突破するぞ」

「あ、あぁ……」


確かに今は戦時中だから敵を殺したくないと我儘を言っていると殺される。

でも、人殺しは良くないことじゃないか。

敵兵だからなんだ

姿形が違うからなんだ。

そんなことだけで相手の命を奪っていいのか?

植民地支配?

お前らが私欲で大金を使うから国が破綻するんだろうが。

その金も人の命から成り立ち、人の労力からできるものだ。

努力を知らずにただ親の権力を自分の権力だと言い張り、親の金を食い尽くす(きぞく)は一度平民からやり直すべきだ。


「……っ」


俺の仲間の方に一本の矢が飛んで来た。

俺はそれを庇い、膝に矢を受ける。


「大丈夫か…?」

「ルトか……ありがとな。

やっぱり人が殺されるところを見たくないのか?」


俺はゆっくり頷いた。


「人の争いを見たくない」

「だよなぁ…俺も人と争うために騎士団に入ったわけじゃないんだ。

人を助けるために入ったんだ。

俺たちは駒じゃねぇ…」

「お前ら、何が人を殺したくないだ!甘いことを言うな!!

ここは戦場なんだぞ?

いつ殺されるかわからない」


確かにそうだ。

でも、やっぱり……


「ルト、お前の気持ちはわかる。

俺も昔そんなんだったからな。

だがな、俺はそんなことを言って妥協していた時、仲間を殺された。

争いは復讐を生む。

復讐は争いを呼ぶと無限ループだ。

俺たちがこの無間地獄からいつ解放されるかわからない。

もしかしたら永遠このままかもしれない。

諦めろとは言わない。

でも、今自分の置かれている状況を理解しろ」


隊長の言う通りだ。

でも、この気持ちを捨てられない。

一種の病気なのか?


俺がそう思った時、敵襲を受けた。


「ルト!」


「俺は……俺は何をすれば………

他人の命を奪いたくない……

何か……方法はないのか?」


「ルト!!」


「俺は……」


ルトに銀色の諸刃が刻まれようとする。

それをルトの仲間が庇った。


「嘘だ……」


「嘘じゃない。

いい加減気付け。

お前は平和を望むためになにをする?」


平和?……平和なんてものは存在しない?

なら一層の事支配すればいいのか?

いやでも……


「レメル……」


「ルト、お前はお前のために散った命を無駄にするのか?」


「………」


「俺が言えるのはそれだけだ」


俺が考えている中、次々と仲間が殺されて行く。


「くそっがぁ!!」


俺は一心不乱に剣を振るった。

もう、平和なんて後だ!!


side out

side セヴィード

「いやー参った」


この一言で箱庭世界の戦争が終結した。


『セヴィード、負けでいいんだな?』


「もちろん。じゃあ、次のステージに進んでもらうよ」


地面の魔法陣が起動する。

カズキ達は先ほどまで頭に刻まれ続けた映像について何かを言いかけたが、間に合わなかった。


「さーて、頑張ったこの子達にご褒美を上げないと♪

神様ー♪」


【魔氷】セヴィードの前にあの懐かしの神様が降臨した。


「久し振りだな騰井(あがい) 冷夏(れいか)


「もう、神様転生前の名前で呼ばないでよ♪」


「それよりセヴィードだったか?

いい加減あの性癖直したらどうだ?

もうあいつら四天王の3番目クリアしたみたいだぞ?

もし、4番目をクリアされてアレ見つかったら、どういう顔するんだろうな?」


セヴィードは難しい顔をして考える。


「うーん、ボクのどこが変なの?」


「いや、セヴィード。お前は同性愛だろ?

しかもレズップル(笑)

確かに一部の人は喜ぶぞ?

喜ぶが……」


そう、セヴィードは実はレズなのだ。

セヴィードの部屋には数々の百合系の同人誌が並べられ、今までヤッて来た女の子の写真が飾られているのだ。

それと余談だが、セヴィードはとある漫画を書いている。

それは……

ボーイズラブの漫画である。


この漫画を渡された神様の頬は引き攣っている。


「はあ……」


神様は溜息をついてそれをセヴィードに返した。


「どうだった?」


「もういい。私は帰る」


神様はそのことを言い残して消えて行った。

神様が帰った理由を知らないセヴィードは首を傾げながらボーイズラブの漫画を描くのだった。


ゴールデンウィークなのでちょっと投稿して見ました


→次話が思いつかない(5/17より)

次々話からは書いてあるんだけどなぁ。


知らせ


邪神に認められし者

の題名を

邪神の適合者へ変更します。

(5/17,13:08)

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