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邪神の適合者 ー聖邪の対立ー  作者: シグマ
闇に閉ざされし者 ー欲深き使徒ー
10/11

ラジール町 【魔氷】セヴィード (前編)

文章多め

F・9・10


episode2 【闇に閉ざされし者】


村から森を抜け何事もなくレリスに着くことができた。

レリスの町についた俺達は直様ギルドに行き、冒険者登録とランクアップ。ナンパの排除などなどの色々なことをして宿屋に泊まった。

ナンパを排除している時、あることを耳にした。

ラジールという町にはダンジョンが存在するということを。

ダンジョンには様々な魔獣が生活し、様々な仕掛けが仕掛けられている。

昔ここら辺まで支配しようとした魔王が遊び半分で作ったという記録が残っている。

どうして記録を残したのかはわからないが、兎に角遊びたかったのか楽しんで欲しかったのだろう。

ダンジョンを作るためだけに人間界を来訪(しんりゃく)し、適当に魔力を充満させるだけして転移陣を刻むということもなく去って行ったらしいからね。


その魔王のことだけど今も子孫が残っているらしい。

その子孫が【魔氷】と呼ばれる【蒼炎】の友人だ。

【蒼炎】はまだ常識があるが【魔氷】にはない。

【蒼炎】曰く、物を作るのが好きらしいが世界観のあっていないもの出そうだ。

ある部分で考えれば一樹と似ているのだ。

【魔氷】が過去に作った物は遠距離から飛んでくる攻撃を迎え撃つ物らしい。

まるで迎撃ミサイルのようなものだ。

他にも戦争時に敵が攻めてきそうなところの地面に少しでも重りが乗ったら爆発する魔導具や魔石をセットするとお肉を新鮮なまま保存できる箱。物を暖かくする箱や魔法が使えないものでも火を起こすことのできる魔導具などなどを開発したそうだ。

地雷じゃないか。きっとカズキはそう言うかもしれない。

これらのこともあり、【魔氷】は転生者、転移者かその子孫かもしれない。もしかしたらずっと一代で通しているのかも知れない。


「そういえば父様がこんなことを言っていた気がする」


ウィンディが先ほど述べたことを簡単にカズキに言う。

このことを聞いた俺はあることを思った。


「パクリめ」


だが、残念なことにこの世界に来たのは【魔氷】一族の方が早い。


「ぱくり?」


「真似しやがってってことだ。けど俺は家具には手を伸ばしていないから俺があれをパクってくことはないと……願いたい」


「たぶん大丈夫だと思うよ?

それより明日早いんでしょ?

寝よう。じゃないと……寝不足になっちゃうし……」


俺はその提案に賛同し、今日は大人しく寝た。

だが、夢なのか現実なのか久しぶりにあの白い空間に連れ去られた。


「久しぶりだな。楽しんでいるか?」


あの邪神と呼ばれる龍が俺の目の前にいる。


『きっと不死鳥から何か聞いたんだろうがその不死鳥の言う通りだ。

我はある日この世界に来訪し様々な物を得た。

この先何があったのかは言わない。

お前は覚えているか?

我がお前に力を託した後に言ったことを【世界を滅ぼしてもいい、大切な人を守るために使ってもいい】とな。これが主なヒントだ。まだわからなくていい。

ただ、お前なら前者ということはないだろう。

だが、忘れないで欲しい。

我の望みは力を【大切な人を守るために使って欲しい】ということだと』


俺はこの後意識が覚醒した。

目を覚ましてみると太陽が地平線から顔を出している頃の時間帯だった。

今日からそのダンジョンに挑むつもりだ。

そのラジールという町はここから馬車で6時間で行けるらしい。

6時に出て14時につく予定で考えている。


「ウィンディ、レインは?」

「布団の中で怪しいことをやってた」


俺はレインの部屋に突入し、布団をめくった。

そこでは何かを臭っていたレインがいた。

臭っていたのは……俺が昨日着ていた服だ。しかも下着な。

どう思う?


「レイン?」

「な、何?」

「何か隠してない?」


俺はそう言って俺の衣類を隠した枕を取ろうとする。


「そ、それだけはだめ!!

私の大事なところは見てーー「興味ないっす」でもダメって言ったらダメ!!」


あまりにもしつこいので魔法で拘束する。

拘束した時、「こういう趣味なんだね。カズキの好きにやっていいよ」と言っていたが気にしない。


俺が枕カバーから俺の衣類を取り出した時、レインはこの世の終わりのような顔をしていた。


「で、レイン。後5分以内で支度ができたら怒らないであげるから早くしてくれないか?」


魔力を一瞬解放し、威圧した。

レインの顔が青ざめる。


ウィンディにアイナ達を任せているので、俺達はレインの準備が終われば出発できる状態でいる。


まさか遅れた理由が俺の衣類をクンカクンカしていたと知ったら皆どういう顔するだろうな。


「準備終わりました!!」


「よし、じゃあ出発するぞ」


この後俺達は魔獣や盗賊に遭遇することなく無事にラジールに着くことができた。


ラジールの町では冒険者で溢れていた。

たぶんダンジョンが近いだからだと思う。

このラジールの地下にあるダンジョンの最下層は51と言われている。

あの戦闘狂(レッド)も潜ったことがあるそうなのだが19階層が限界らしい。

ダンジョン内で迷うことはないらしいが、階層BOSSがものすごく強い。

今までわかっているのは27階層まで。

SSSランカー5人とSSランカー20人とSランカー25人で挑んだ結果がこれだ。幸い死人は出なかった。

どんなBOSSが出たかというと

『1,ウッドゴーレム

2,アイアンアント(蟻)

3,ポイズンマース(蛾)

4,ブラッドビー(蜂)

5,ミスリルゴーレム属性持ち3体

(炎、氷、風)

6,セイントアサシン

7,ジャイアントコックローチ

8, いない

9,ウッドガーディアン

10,レッドガーディアン

11,アクアガーディアン

12,セイントガーディアン

13,ミスリルガーディアン

14,オリハルコンゴーレム

15,オリハルコンゴーレム

属性持ち(光)

16,シャドウアサシン

17,オリハルコンガーディアン

18, いない

19,炎、氷、光、闇属性持ちのオリハルコンガーディアン4体

20,ワイバーン

21, いない

22,シャドウドラゴン(幼)

23,セイントドラゴン(幼)

24,サキュバス

25,デモンズロード

26,シャドウドラゴン(成)

27,セイントドラゴン(成)』だ。

8階層と18階層と21階層のBOSSが以内理由はその階層は冒険者達の休憩地点となっているところだからだ。

その場所には魔獣やゴーレム。自分の命を狙ってくるようなものは侵入することができない。

8階層と21階層では宿屋が整備され、値段も比較的安い。

18階層では宿屋が整備されていない代わりに温泉が湧いており、疲れを癒すために使われることが多い。

また、この温泉水は魔力濃度が高いので飲めば魔力回復になる。

ただ、大量摂取をすると魔力爆発を起こす可能性があるので飲む場合は直飲みすることをお勧めしない。


「お前らは待ってろ今チェックインしてくるから」


ホテルで部屋を3部屋借り、俺、ウィンディ、レインで一部屋。後は向こうで勝手に決めるようにとしている。

別に男と女が同じ部屋になっても構わない。あいつらはまだ子供だしな(2,3歳しか変わらないのが悲しい)。




チェックインを終え1日休憩した後、俺達は武器の手入れをすることもなくダンジョンに直行した。


第1階層だからか、魔獣が弱い。

スライムしか出てきてない。


「弱っ」

「踏み潰すだけで殺せちゃうからね」

「スライムは使いようによっては強いけど契約のしていない。もしくは知能のないスライムは弱いからね」


上から俺、レイン、ウィンディが言う。

今更の話だが7名の少年少女の名前はそれぞれアイナ、カリン、ミア、マイア、ルウィード、メルス、ムレンだ。

この中で成長のいいのはアイナとカリンとルウィードだ。

アイナは不死鳥と相性が良く、炎属性魔法に関してはレインと同等かもしれない。

カリンは氷(水)属性が得意のようだ。つい最近氷の領域(アイステリトリー)か使えるようになった。

ルウィードは剣士で今はミスリル双剣を使っている。ミスリルは魔力を通しやすいので俺が魔法を刻み、魔力を流せば魔法が発動するように調整しておいた。

ルウィードの闘い方は剣の周りに魔法を纏い、その纏った魔法で敵を倒すような感じで対処している。

それと関係ないことだがカリンに振り向いてもらえず落ち込んでいる。


「あれがウッドゴーレム?」

「弱そー」

「よかったら僕が燃やそうか?」

「いや、私達が燃やすよ」

「凍らすのもいいんじゃない?」

「切り刻むのもいいだろ」


俺達がウッドゴーレムを見て何かを言っていると、ウッドゴーレムが動き出した。


『やあ、ボクの名前は【魔氷】セウィード。君達を歓迎するよ。

君達がボクのところまで来ることができたら魔導具を贈呈しよう。

それじゃあ頑張t...』


ウッドゴーレムは10人の攻撃を一斉にくらい、炭素へ変化した。


ウッドゴーレムが倒れるとウッドゴーレムのいた場所から階段が現れた。

俺達は魔石が落ちなかったことを残念だと思いながら階段を降りた。









4/17よりストック生成中です

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