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君色プライド  作者: あるみ
高校1年生 デート編
42/42

23 ボーリングデート-花-

陽太

『なら言うけど…昨日伝え損ねたこと、今日の帰り絶対言うから。』


あんまり気にしないでって言っといて

そんなこと言わないでよぉー!

気にしちゃうじゃない!


ちゃんと楽しみたいのに…


でも、気にしないようにしなきゃ…

でないとみんなが心配しちゃう。よし!


なんとか私は気持ちをボーリングに切り替えた。



紗良

「花?次だよ?」


「うん!久々だからできるかなー?」


紗良

「頑張って」



私はボールを持ってレーンの前に行った。


みんなが見守る中ボールを転がした。


ボールは真ん中より少し左にずれてピンを

5本倒した。


陽太

「おー!松見、ボーリング上手いんだな!」


「そ、そうかな…」


私は北条くんに褒められて照れてしまった。


陽太

「スペア狙えるぞ!頑張れ!」


「うん」


私はさっきと同じようにボールを持ってレーンの前に立った。


が、少し緊張してしまっている。

緊張しているのを知られたくないため、

気づかないふりをしてそのままボールを投げた。


ボールは右に大きくそれて

溝ギリギリのところを通りピンを2本倒した。


「あーもう少し倒したかったな…」


陽太

「十分上手かったよ。」


「そうかな?北条くんの方が上手だよ。」


北条くんは私より先に投げてしっかりスペアを取っていた。


陽太

「あれはたまたまだよ。」


そういうと北条くんは嬉しそうに謙遜した。



ガコーン!!


音で次の堤くんがゲーム中であることに気づいた。


「よっしゃ!ストライク!!」


と堤くんが自慢げに言う。


「すごいね!!」


「まっちゃんはちゃんと褒めてくれて嬉しいなー」


「そう?」


私が堤くんと話していると北条くんが


陽太

「次俺の番だから、通してくれる?」


と私の前を通っていく。

なぜか少しだけ怒っている?

いやムキになっているが正しいかな?

北条くんでもムキになることがあるんだな。

なんか新鮮。



それにしても紗良の声が聞こえてこない。


いつもならきっと


紗良

『はいはい!すごいすごい』


とか


紗良

『堤のくせにムカつく…』


とか

言ってそうなのに…



「紗良?」


紗良

「……」


「紗良!」


紗良

「……」


「紗良ってば!」


紗良

「わぁ!」


3回目でようやく紗良は気付いた。


紗良

「なに?おどかさないでよ!」


「なんにも反応しないから心配してたの!

何かあったの?」


紗良

「えっと…今はちょっと…」


そういうと紗良は堤くんの方をチラッと見た。

堤くんと何かあったのかな?


「なら、今度聞かせてね。」


紗良

「ありがと。花。」




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