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君色プライド  作者: あるみ
高校1年生 デート編
36/42

17 ゲーセンデート-紗良-

堤とのホッケー勝負はあたしのボロ負けだった。


紗良

「ちょっとは手加減しなさいよ!」


「勝負の世界は厳しいんです!」


紗良

「ふん!」


「ほらほらージュース奢ってくれるよねー?」


堤はあたしの顔の前に手を出してくる。

ほんとムカつく!


パンッ!


あたしは自分の手で堤の手を思いっきり叩いた。


「痛っ!もーなんだよ!負けたからって当たるなよなー」


紗良

「あんたがムカつく言い方するのが悪いの!ジュース買ってくる!何がいいの?」


「え?マジで買ってきてくれんの?やった!

グレープソーダで!」


紗良

「了解」


「イートインコーナーにいってるな」


あたしは自販機に向かった。


------


自販機でジュースを買って戻る時、

北条くんと花がレースゲームをしているのを見た。


楽しそうじゃない。良かった。

白熱しているレースが終わったようだ。

2人の笑い合っている顔を見てホッとしているのと同時に少し胸が重くなった。

まだあたしは囚われているの?

さっきまで別のことにヤキモキしていたくせに…

そんな自分が嫌になってその場から離れた。



あたしはイートインコーナーで堤を探した。

だけど見当たらない。


紗良

「全くどこよ!」


「わぁっ!」


紗良

「ふへっ!」


キョロキョロしていると堤に両肩を叩かれた。


「くっくっ、ふふふっ…」


堤は驚いたあたしがおかしいらしく笑い出した。


紗良

「そんなに笑わなくてもいいでしょ!」


「だ、だって…ふへっ!って、あははははは!」


紗良

「もー!笑うなー!」


堤はようやく笑うのをやめた。


「はぁ、はぁ…悪かったって…」


堤はそういうと椅子に座った。

あたしもその向かいの椅子に座って買ってきたジュースを差し出す。


紗良

「はい…」


「ありがとう」


紗良

「どーいたしましてー」


あたしはふいと横を向いた。

また堤はクスクスと笑い出した。


紗良

「もーなんなの!」


「はい!」


堤はあたしの前にキーホルダーを出してきた。

それにはスグーピーのぬいぐるみがついていた。


紗良

「何これ」


「あげる」


紗良

「は?なんで?」


「スグーピー嫌い?」


紗良

「そーいうわけじゃ…」


どちらかというと色々な持ち物に

スグーピーを多様するスグーピーファンだけど…


「今日のデートの記念でもらってくんない?」


堤の言葉に自分の顔が赤くなるのがわかった。

そんなこと言われたら何も言えないじゃない。


「なぁ、やっちゃん?」


紗良

「もーわかったって!てかこれどうしたの?」


「あーこれはさっきあれで取った。」


堤が指を指す方を向けるとUFOキャッチャーがある。


紗良

「え?うそでしょ?だってあたしがジュース買いに行って帰ってきたその間に取ったってこと?」


「ま、まぁそうなるのかな?でも何回か挑戦したぜ?むずかったわー」


紗良

「だとしても早いよ!すごいね!」


あたしはUFOキャッチャーで景品をゲットしたことがないためびっくりしてしまった。


「そ、そうかな?」


紗良

「うん!ありがとう!」



あたしはもらったスグーピーのぬいぐるみを撫でた。


用語解説


・スグーピー(SGOOPY)


すぐにどこでても寝てしまうことから名付けられた。犬のキャラクター。

いろいろな寝相のグッズが出ている。

※某キャラクターのもじりです。すみません。


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