表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君色プライド  作者: あるみ
高校1年生 デート編
32/42

13 疑惑-紗良-

あたしと北条くんはようやく待ち合わせ場所について

2人を探していた。


「あ!花いた!」


ようやく2人を見つけて小走り気味にそこへ行った。


陽太

「悪い、遅れ、た…」


紗良

「ごめん!花、遅れた…」


あたしは目を疑った。

堤が花にキスをしていたのだ。

いや、さすがのあいつもそんなことはしないはず。

一緒に協力して2人をくっつけようとしているんだから。


でも、確実に髪は触っていたし、花はかわいいし、

万が一本当にそういうことだったら…

昨日の

「俺と明日デートしない?」

ってどういう意味だったの?

やっぱり冗談だったの?

あたしってもてあそばれたの…?


ていうか北条くんに対してもめっちゃ失礼じゃない!

友達ヅラして花を狙ってたの?


いやいや、落ち着けあたし。さすがにそんなことありえないから!

今までのあいつを思い出してそんなことしないから。


………


でも今までが嘘だったら…


嫌なら想像だけが膨らんでいくようだ。



「あー!やっときたー!紗良待ってたよ!」


紗良

「あ、ご、ごめん」


花はいつも通りなのにうまく言葉が出てこなかった。

ていうかなんで花いつも通りなの…


「北条くんもおはよう」


陽太

「おはよう…」


北条くんも少し動揺しているようだった。


当たり前だよね…好きな人と友達のあんな姿見たら…


はぁ…でもなんであたしこんなに動揺してるの?

意味わかんない。

なんでこんなにイライラするんだろう。


いや、違う。あたしはそういうことをされてた花を見て動揺していたんだ。

それで北条くんを心配していたの。

別に堤のことなんて…


そう考えていても頭には堤の顔がチラついてイライラしてくる。


はぁ…


「紗良?大丈夫?」


花のいつも通りの声が能天気に聞こえた。

あたしは必死にいつも通りを装った。


紗良

「あー大丈夫だよ!遅刻して走ってきたからちょっと疲れたのかな?」


「あーそっか、なら電車に乗った。座れるところ見つけようか。少しだけでも休みな?」


いつも通りの優しさが本当に今はやめて欲しかった。


紗良

「…そーだね。」


なんで花に対してもこんなにイライラしてるんだろう。こんなのあたしじゃない…


「そろそろ電車来るからホームに行こうぜー」


陽太

「そうだな」


「紗良、ほら行こう!」


モヤモヤした気持ちを抱えたまま

あたしは駅のホームに急ぐみんなの後に続いた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ