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君色プライド  作者: あるみ
高校1年生 デート編
28/42

9 待ち合わせ-陽太-

ん……今何時だ…?


机の上の時計を見ると9時40分……

………

……………


マジか!!バスに乗るとしてもあと20分!

なんで…アラーム…あっ!


昨日倒れるように寝てしまったことを思い出した。

こんな時にそんなミスしなくてもいいだろ…


そんなことより急がないと!やばい!


デートで遅刻とかありえない!!


服は…ちっ!昨日決めておけばよかった…

とりあえずお気に入りのズボンと上は…

このダウンベストとパーカーでいいか。


持ち物は財布、携帯ぐらいでなんとかなるだろう。


ドタドタと階段から降りると母が朝ごはん使っていた。


「陽太起きたのー?朝ごはんあるわよー?」


陽太

「ごめん!急いでるからいらない!」


「そう?いってらっしゃーい!日向、陽太の分食べていいわよ。」


日向

「やったー!兄ちゃんいってらー!」


陽太

「行ってきまーす!」


玄関から焦って外に出ると


紗良

「行ってきまーす!」


隣から同じく焦って外に出てきた八束と目が合った。


陽太・紗良

「「 あ… 」」


陽太(内なる声)

『お前もか…』


気まずいが、そんなことは気にしてられない。

走らないとマジでバスに間に合わない。


陽太

「おい!八束!早くしないと遅れるぞ!」


紗良

「そ、そうだね!走ろう!」



俺たちは走り出したが、

八束が足が遅いことを忘れていた。


陽太

「おい!もっと早く走れないのかよ」


紗良

「いいから…先行って…」


息を切らしながら八束は言った。

こんな状態の八束を置いていけない。


陽太

「いや、さすがに置いていけねーよ」


紗良

「だって、時間…」


陽太

「それはお前もだろ?」


紗良

「とりあえず、早くバス停に…」


バス停が見えたところでちょうどバスが止まってしまっていた。


陽太

「あ、待って、乗りまーす!」


俺の声も虚しくバスは発車してしまった。

はぁ…デートなのに遅れてしまった。


紗良

「ごめん…北条くん…せっかく花とのデートなのに遅刻させて…」


八束が申し訳なさそうに言った。


陽太

「遅刻は俺のせいだ。お前のせいじゃないよ。気にすんな。」


紗良

「なら、北条くんなんで遅刻したの?」


八束が言いづらいことを聞いてきた。


陽太

「た、ただの寝坊だよ…」


紗良

「寝坊!?デートなのに!?」


八束は少し笑いながら言った。


陽太

「昨日疲れてて、アラームつけずに寝ちゃったんだから仕方ないだろ?」


紗良

「やばぁー!」


陽太

「そう言うお前はどうして寝坊したんだよ」


紗良

「あ、あたしは…花と昨日作戦会議しててそれで遅くなったのと洋服決めるのに迷って…」


陽太

「作戦会議の時に決めといたら良かったじゃん。」


紗良

「うるさい!花の方が気がかりだったんだもん!」


陽太

「つーか、遅れるって連絡しといた方がいいよな」


紗良

「そ、そうだね!」


俺と八束はそれぞれグルチャにメッセージを送った。


挿絵(By みてみん)



俺たちはバスを待った。

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