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君色プライド  作者: あるみ
高校1年生 デート編
20/42

1 前夜-陽太-

陽太

「ダブルデートって何考えてんだよ!?」


本当に何を考えているんだ。まだそんな段階でもないんだぞ!?


『え?だって言ったんだろ?まさかフラれた!?』


陽太

「い、言ってねーよ…これからだったんだよ…」


『は?はぁー!?マジかよ!?それはごめん』


湊は気まずそうに謝った。俺は大きくため息をついた。


『で、でも!これでよりまっちゃんと仲良くなれるかもしれないぜ!な、行こうぜ!』


陽太

「わかったよ!とりあえず松見にも聞いてみるわ」


『よっしゃ!途中2人っきりにはしてやるからさ!』


陽太

「うるせー!余計なことすんな」


それだけ言うとブツっと通話を切った。


「堤くんなんだったの?ダブルデートって言ってたけど。」


陽太

「なんか、明日俺と松見と湊と八束で遊ばないかって。」


「あーなるほど!それでダブルデート!」


花は納得したと言うふうに首の縦に振った。


陽太

「で、松見は明日予定あるのか?」


「ないよ!楽しみだね!」


松見はまったくいつも通りに戻っていた。

俺がどんな気持ちでいるのか知りもしないで。

それに多少の怒りは覚えつつ、元気になってくれた松見を見てホッともしていた。


湊、本当ありがとうな…



------


俺は風呂から上がってようやく一息ついたころ


湊からアプリメッセージが届いた。


挿絵(By みてみん)



明日のことを考えた。

デートって何をすればいいんだ…

そもそも何を着ていけば…

何を話せば…


俺はデートというものをしたことがないのに…


くそ…


日向

「兄ちゃんバタバタして何してんだ?」


歳の離れた弟の日向(ひなた)が起きてきてしまったようだ。


陽太

「なんでもないから、早く寝てろ!」


日向

「なんだよー!服なんか出して…あ!デートだ!母さーん!」


陽太

「おい!日向!余計なこと言うな!」


俺は日向を軽くゲンコツで殴った。


日向

「いってー!ぼうりょくはんたーい!うったえてやるぞー!」


日向は懲りずに俺を煽ってきた。


陽太

「頼むから母さんには言うな!欲しがってたカード買ってやるから」


日向

「マジ!やりー!絶対だかんな!兄ちゃん!」


陽太

「わかったから、寝ろ!母さんに怒られるぞ?」


日向

「はーい」


日向はようやく部屋に戻って寝たようだ…

はぁ…まだ服も全然決まってないって言うのに…

とりあえずあんまり気張っても

仕方ないからいつも通りでいいか…


今日はいろんなことがありすぎて一気に疲れてしまって


俺は倒れ込むように眠ってしまっていた。



新しい登場人物


北条(ほうじょう) 日向(ひなた)

誕生日 1月7日(小学5年生)

性 格 

陽太をよく慕っているお兄ちゃん子。クラスでは陽太を見習ってクールな男を目指して日々研究中。足が早く人気者。地元の少年野球のエースピッチャー。今ハマっているものは某カードゲーム。

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