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君色プライド  作者: あるみ
高校1年生
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2/42

2 昼休み-陽太-

はぁ…なんで言えねーんだよあとで話があるって言うだけだろ!俺!くそ!


そういうことである

俺こと北条陽太は松見花のことが好きなのである。


きっかけは忘れた。気づいたら好きになってた。そんなもんだろ?


どこか好きか?そんなもん言うわけねーだろ!バカじゃねーのか!


陽太

「はぁ…」


午前の授業が終わり、昼休みだ


いつも通り湊と弁当を食べる。


陽太

「おい湊?あんまり八束のこといじってやるなよ?朝だって松見がワタワタ慌ててただろ?」


「おいおい、やっちゃんの心配じゃなくてまっちゃんの心配かよー?愛だねー?」


陽太

「ちげーよ。八束が本当にキレる前に止めたかっただけだろ?」

陽太(内なる声)

『な、ちが!そんなんじゃねーよ』


「いや、普段はクールな陽太もまっちゃんの前だと違うねー?」


陽太

「お前話聞いてる?」


「はいはい!そー言うことにしといてやるよ」


はぁ…本当にこいつには敵わない…

ポーカーフェイスには自信がある周りからはクールだとか無口だとか言われる。

それなのにこいつにはそのポーカーフェイスが効かないのだ…

全く腹の立つやつだ


「で、言うのかよ?」


陽太

「何をだよ?」


俺はイラッとしながら聞き返した。


「(小声)まっちゃんへの告白」


その言葉に思わず飲んでいたお茶を吹きそうになった。


陽太

「なんのことだよ。」

陽太(内なる声)

『な、なんでそのこと知ってんだ!言ってねーのに』


「あれ?朝なんかまっちゃんと話してたから放課後とかに約束つけて言うのかと思ったんだけど違ったか?」


陽太

「別に朝のはただの雑談だよ」

陽太(内なる声)

『その通りだよ!なんでわかるんだよ!こいつはエスパーかなんかか!』


「なんだ?そっか?」


陽太

「そーだよ」


俺は少しため息をついて残りの弁当を食べ切った。


「まぁなんでもいいけどよ?一歩進みたいってんなら俺は応援するぜ?」


弁当箱を片付けながら堤湊は言った。


本当にこいつには敵わない。腹の立つやつだ…


*登場人物*


北条(ほうじょう) 陽太(ようた)

誕生日 10月4日

部 活 野球

性 格 

表情にはあまり出さないクール男子だけど言動に愛が溢れるタイプ。

無自覚にそう言うことをやるため隠れファンが多いが近寄りがたい雰囲気があるため、告白はあまりされたことはない。

自分の言いたいことは言うタイプだが自分自身のことはあまり話さない。八束紗良と幼馴染み。


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