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 4. 金欠

異世界転生した主人公がチート能力で無双するお話です。無双させつつ、しっかりストーリーにもこだわっていきたいです。楽しんで読んでいただけると幸いです。


「お前、妙なスキル持ってんだな」

「それに、闇と光っていう、珍しい属性持ってて、

さらに『不審者』の称号持ちって…」


あぁぁ、その先は言わないで!

私だって自分がこんなおかしいとは思ってなかったよ!


「ところでお前、これからどうすんだ?」


ハッ!悲しみに暮れている場合じゃなかった! 

これからどーしよう。

うむむむ…


ふと視線を上げると、ダニエルさんと目が合う。


ハッ!そうだ!


「あのぅ。ダニエルさぁん。ちょっといいですかぁ?」


その瞬間、ダニエルさんは、恐ろしいものでも見たような顔をする。


「な、なん…」

「ダニエルさんっ!私をパーティに入れてください!」

「は?」


呆気にとられた様子のダニエルさん。

あれぇ?おかしいなぁ?名案だと思うんだけど。


「お前の言いたいことはわかった」

「じゃあ…」

「だが断る」

「何故っ?」


え?なんで?だって私は一応テイマーのスキル持ちだし、放って置いても多分死なないし、いいと思うんだけとなぁ。


「こっちとしても出来ることなら喜んで迎えたいんだが…」

「だが?」

「お前を養える金が、ない」

「…はい?」

「金に換えられる魔石がもうない」

「森に行って魔獣を狩れば得られるんだが、

俺のスキルは最低でも2人はいないと発動が難しいんだ」


なんですとぉぉ。ここまできて金か!

金かぁ。金を得るには魔獣を倒さないといけなくて、それには2人以上必要っと。ん?それなら…。


「あの、提案があります。」

「ん?なんだ?」

「私って、スキルのおかげで死なないっぽいじゃないですか」

「あぁ、そうだが」

「だから私が魔石を取るのに協力しますよ」


前世では何もやったことないけど、どうにかなるでしょ!


「だが、危険な目に遭わせるわけには…」

「だって、

私は死なないし、一応戦力にはなる。

そして森に行けば絶対とはいえないけどスキルのおかげで安全に魔石集めができる。

いいことだらけじゃないですか!」

「うーん、だが…」

「いいから行きましょう!」


こうなったら強行手段だ!魔石狩りに連れて行ってもらおう!


「っはあ…。仕方ない。まぁ、とりあえず2人いればどうにかなるか」

「わかった。お前がパーティーに入るのを許可する。

ようこそ。勇者パーティ『青の双剣』に」


こうして、私はダニエルさんのパーティに所属することになった。



読んで頂きありがとうございます!

タイトルに無敵って書いているくせに全然無双してないですね。ごめんなさい。

もうすぐ無双させる予定です。

これからもよろしくお願いします。

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