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ープロローグー

俺は世界が嫌いだ。

『大』がついても良いくらいにな。

何故?

と聞かれなくても親切な俺は応えてやろう。


″俺の思い通りにことが運ばなかったから“ だ。


なんて自己中なと思った方大歓迎。

全員ボコしてやるから息止めて一列に並べや。

血だらけにしてやるさ。

いままで殴り続けた壁のように。


「ふぅぅぅぅぅぅぅ~~~~・・・・・」


白い壁が真っ赤に染まる。

あぁ、俺、何やってんだろう。

「いっ、て・・・・」

急に冷静になった途端に手に痛みを感じた。

そりゃそうだ。

半日以上殴ってんだもんよ。

打撲とかもしてそう。

手ぇ動かしたくもねぇ。

外を見れば真っ暗でいまのどす黒い俺の感情のよう。

悲しいとかじゃなくてホント怒りと憎しみに満ちた感じの色。

そのまま吸い込んで欲しいよ。

失敗した時間を。



ーゴトッ



「ん?」

何か落ちた。

卒業アルバム?

ーパラパラ・・・・

うわっ ヘ(゜ο°;)ノ

現在の皆さん知らないけどめちゃくちゃ若ぇ。

これいつのアルバム?!

表示を見ると『中学校』と書いてある。ということはおよそ十年前になりますよお宅?!!

年齢:二十五

まさかまさかいま何でこんな物が出てくるかね?

しかもすぐ出てくる場所にしまったはずはないしそもそも取っておいた記憶もなかった。

捨てた記憶も逆に無いけどまぁ、いっか。

毎度お馴染みのクラスの想い出みぇなのと改めて観るとなんにも考えてなさそうである意味幸せなんだろうな。

早く大人になりたいとかこの時期思う人間は多いが実際は働いて、税金払って、休みの日は大概は一人で何かすることが増えた気がするだけだ。

一人暮らし?

響きは良いが親がやっていた家事全般を自分でらなきゃいけない。

ふっ(笑)

部屋はすぐ汚くなるし料理できなきゃいつもコンビニ弁当かスーパーの惣菜セットだ。

空しくなるよなぁいろんな意味で。



ーぱらっ



あれ?

そういえばこの頃、好きって・・・・感情ではなかったけど気になった奴が居たな。

名前は忘れたけど女なのに性格がすんげぇ男っぽいし、仏頂面だし、弱いくせにケンカっ早いから顔は記憶にあるぞ?

確か同じクラスだったのは覚えてる。

ちょうどいま開かれたページだ。

「えーと・・・・」

あっ!(゜O゜;

コイツだ。

山下 詩羽 (やました うたは)

そういえばなかなか可愛い顔してたんだよな仏頂面だけど。

あと、ボインだった。

たらり←鼻血が垂れた音。

いま、何してんだろアイツ。

まぁ一応女だし、彼氏とか居て上手く、うまく、うま、・・・っう、

・・・・あ″ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。

他人ひとの幸せなんか考えてなんかいられっか。

むしろ、アイツは幸せにならなくて良いわっ!

いや、アイツ含めて地球上に存在する生物全部だ。

あぁ、気に食わん。

変なこと考えたから面倒だし 手も痛いし寝よ L(゜皿゜メ)」


主人公の、だらだら文句に付き合って下さい。

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