【絶望】のスケルトン
更新遅れてすみません。テスト前なのであと少し遅れると思いますがご了承ください。
決戦当日。
俺は魔王城の上に浮いていた。
「・・・・!!ジン様」
『あぁ。わかってる』
あきらかにこちらに敵意満々の魔力を放出する魔物がちらほら現れた。
今この場にはクリューエルと俺しかいない。
エネクロには城塞都市で聖軍の相手をしてもらっている。
『重力魔法』グラビティア
俺の魔力をふんだんに使った『重力魔法』が発動される。
これだけで下位の魔物は潰れ死んだだろう。
さらに各地に設置した罠が作動していく。
「『水魔法』水兵!!」
隣でクリューエルも魔法を使い殲滅していく。
『!!!』
ズドォォォォォォォォォン!!!
膨大な魔力の渦とともに『山』が動き始めた。
前回、あった時は人形を取っていたがこれが本来の姿なのだろう。
「ジン様」
『あぁ』
「グラァァァァァァァァ!!!」
べヒモスが咆哮を上げる。
ついで黒き龍が空から現れた。
あっちはファニファールなのだろう。
『ファニファール!!少しそこをどいてくれ!!』
『あぁ。了解した』
ファニファールは少し上に上がった。
『ベヒモス。ユキ様への反逆は万死に値する。あの世で罪を償え』
『ふざけるな!!俺こそが最強!!ユキは甘すぎるのだ!!』
『そうか・・・残念だ』
『空間魔法』断絶結界
『森羅万象』起動
瞬間、ベヒモスは塵となり消えた。
『森羅万象』により起こされた事象。
ビッグバン
爆発の際に起きた高エネルギーが一瞬でベヒモスを塵にしたのだ。
『まさかこれほどとは・・・』
『ファニファール。後は残党狩りだ』
『あぁ。さっさと終わらせてしまおう』
これが後に名を残す【絶望革命】が幕を閉じた。