吸血鬼は死にゆく者へ口づけを贈る 〜行き倒れの少年を人外にしてしまいましたが何故だか執着されています〜

元人間の吸血鬼カミラは、ある日意図せず人間の少年ヴァンを吸血鬼へと変貌させてしまった。吸血鬼の血により命を繋いだ少年は、永遠に彼女の血に縛られることを選ぶ。しかし、彼を自由にすることを望んでいた彼女は、青年となったヴァンを置いて、どこかへ消えてしまった。彼女を待ち続ける青年と、自分を忘れて幸せになって欲しいと願う彼女の、長きに渡る攻防戦。
※血を交えたキスをする表現があるためr15に設定しています