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第10話 M9×2=???

短いです!

「美味しかったぁ」

「お粗末様です」


朝食を食べ終えた二人は椅子に座ってノンビリしている。だが、それも終わりを迎える事となる。


「あ、そろそろ時間なんじゃ…」


アカツキの一言によって。

いくら学園内にある寮だと言っても校舎とは離れている。


「そうね、私も生徒会室に置かないといけない書類もあるしそろそろ行くわ」

「そうですか」


ソフィアも仕事があったのを思いだし、アカツキに告げた。


「じゃあ、またね」

「はい」


そして、ソフィアはアカツキの部屋から去った。

いつの間にか、部屋の前には誰も居なかった。




アカツキはソフィアを見送ると、浴室へと向かい、服を脱ぎ、頭や体を洗い、浴槽に浸かった。


「ぁあー」


温泉に浸かったオッサンの様な声を出しながらアカツキは目を瞑り、浴槽の縁へ頭を預ける。


「ラビット」

「は!」


そして、その体勢のまま兎忍者(ラビットアサシン)を呼ぶ。


「調査任務だ。俺の領地となる【テルセン】を徹底的に調べろ。人口、税収、貴族の別荘、宿の数から全てだ」

「御意!」


アカツキが命令を出すと兎忍者はすぐにその場から消えた。

アカツキもその後に一度だけ頭まで浴槽に浸かり、出た。













「よし、行くか」


歯を磨き、制服を着てキチM9二丁をショルダーホルスターに収納したアカツキはネクタイを締めて(但し弛めてある)呟く。

さて、アカツキのこのキチM9だが、以前紹介した魔改造以外にも見た目的な改造が施されている。バレルが6inchに延長され、スライドもバレルに合わせ、1インチ延長されている。ここまで言えば分かる者には分かるだろう。そう、あのソードカトラスと同じなのだ。だが、アカツキはグリップを象牙製の髑髏と二本のカトラスのワンポイントが印象的なグリップにはしていない。まあ、龍のワンポイントを入れているが。

さらに、アカツキはアクション映画【リベリオン】に登場するガン=カタも使用する。

やりたい放題である。












パン!パン!……カタタタタタ!


「うん、良い感じ」


午前9:00──普通の生徒なら授業を受けているであろう時間にアカツキは、第二小修練場でキチM9を撃っていた。セミオートに、フルオート。普通のM9なら有り得ない事を簡単に行いながらアカツキは呟く。


「反動も抑えられているし…誰だ!」


アカツキは気配を感じ出入り口へ即座に銃口を向ける。

そこに居たのは……


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