第14話 王立レディアント学園入学試験2
〓入学試験二日目〓
アカツキは筆記試験を受けるため学園内の講堂にいた。見たところ講堂には平民と思われる者も多数いるが取り巻きを引き連れてニヤニヤしている趣味の悪い服を着ている者もいた。アカツキは講堂内の人物を観察しながら脳内で復習を行っていた。
(Q、現在使い手が居らず、最後に確認されたのが1400年前の3つの属性の魔法を答よ。 A、空間、召喚、古代)
本当はアカツキは復習をする必要はない。主な理由として完全記憶能力を持っているからだ。まあ、神の能力もあるが。
しばらくして試験が開始された。
アカツキは特に詰まる事も無く答えていたが他の受験者は違った。今回の試験は例年と比べ難しくなっていた。具体的には最高学年の問題や専門家でも分かるかどうかという問題が出題されていたのだ。勿論解答できるものもいたが(それでも問題の中では簡単なもので一問のみ)それでも解ける者は少なかった。その事を踏まえるとこの試験で240点以上(300点満点)取れる者はいないと思われていた。そして既に8割程をスラスラと解いていたアカツキに試験官はただ驚く事しか出来なかった。
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試験結果
受験番号256アカツキ・ユウキ
筆記試験点数
500/300(300/300)
備考:解答において完璧にそして専門家以上の考察などを行う。その考察に基づき実験を行った結果、完璧な成果をあげることができた。その事を踏まえ点数を500点とするが発表時は満点とする。
筆記試験…書くこと無いですね




