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第12話 グラン・シャリオ

無理矢理感が強いです。

 翌日、アカツキは商業ギルドに来ていた。主な理由は王都で店を始める為の登録だった。

 登録自体はすぐに終了した。そして店の場所もすぐに決まった。アカツキは中央区に店を構えようと思っていた。アカツキが探していたのは広く従業員の住む場所もある建物だった。ちょうどいい事にアカツキの要望に合った物件が有ったためアカツキはそれを購入するのだった。因みに登録商会名は《モルゲンロート商会》であった。


 ◇◇◇◇◇

 翌日、アカツキは購入した建物の補強に来ていた。と言ってもやることは館にやったことと変わらないのですぐに終わった。


 ◇◇◇◇◇

 翌日、アカツキは奴隷商の所に向かった。


「いらっしゃいませ。どのような奴隷をお探しでしょうか?おや、先日のお客様ではないですか?いかがされました?」

「店をやるから従業員を探してるんだ。商業系スキル持ちはいるか?それと魔導具職人。あと、用心棒も欲しい」

「かしこまりました。ただ今連れて参ります。少々お待ち下さい」


 十数分後店主が7人(売り子3人、魔導具職人2人、用心棒2人)の奴隷を連れてきた。アカツキはスキルを確認しすぐさま購入するのだった。


 アカツキは奴隷を連れて購入した物件に戻った。アカツキは《不可視契約》を使い雇用についての説明を行った。そして、魔導具職人には商品作成の説明をした。


「まずこの『自動ポーション作製機』は水入り瓶を左から順番に使う。魔力消費は気にしなくていい。魔力ポーションの時も同じだ。次は『自動付与装置』。これに魔力を流して付与したい物に当てれば自動的に付与ができる。後は冷蔵庫やらトイレだけどこれはさっきの自動付与で作れるから。それと新商品考えたら教えてくれ。因みにその内オーダーメイドで付与もするから」


 魔導具職人はフリーズしていたがアカツキは構わず説明を続けていた。


 ◇◇◇◇◇

 翌日、アカツキは王城に向かった。用件はポーションや装備品の売り込みだ。シグリットはかなり簡単に契約を結んでくれた。契約ないようはこの通りだ。


 1、モルゲンロート商会はポーション、魔力ポーション、マジックアイテムを王国軍に通常売価の2割引で販売する。

 2、納入数は毎月ポーション10000本、魔力ポーション5000本、各種マジックアイテム300個ずつ。

 3、モルゲンロート商会は各種アイテムの製造法を黙秘しまた、誰も探らない。

 4、有事の際は会談で決める。

 5、ダオルーク王家はモルゲンロート商会の商品を認め、ダオルーク王家の名を使い販売する事を許可する。

 6、以上の事は決定事項であり、何者も侵せない。

 7、恒久的にこの契約を保つことを定める。


 アカツキは予想以上に好条件で契約を結べた事に驚きながら、王城から出ていった。


 ◇◇◇◇◇

 翌日、アカツキ達は店舗の準備を整えた。そして、王城の兵士や騎士達によってモルゲンロート商会の噂が振り撒かれた。

 因みに店名は《グラン・シャリオ》である。店のエンブレムは北斗七星の形になった。

 ◇◇◇◇◇

 翌日、遂に《グラン・シャリオ》が開店した。予想以上に客が来たことにアカツキ達は驚きながらもうまく捌いていった。


 ここで《グラン・シャリオ》の商品を紹介する。

 〇〇〇〇〇〇

 ポーション………15000

 魔力ポーション………20000

 体力自動超微回復リング………100000

 魔力自動回復リング(小)………150000

 魔力自動回復リング(大)………500000

 防御魔法リング(小)………300000

 防御魔法リング(大)………750000

 炎弾リング………50000

 水弾リング………50000

 風刃リング………50000

 土弾リング………50000

 雷弾リング………60000

 氷弾リング………60000

 光球リング………30000

 ヒールリング(5回)………150000

 オーダーメイド承ります。

 〇〇〇〇〇〇


 そして、記念すべき初日の売り上げは………………5000万パルを超えていた。


 ◇◇◇◇◇

 1ヶ月後、《グラン・シャリオ》は王都で知らない者のいないほどの店になっていた。アカツキはドンドン入ってくる契約にウンザリしながらも仕事をこなしていた。





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