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第10話 再び王都
〓1年後〓
アカツキは12歳となり身長も伸び、顔立ちも大人びてきた。と言ってもアカツキの容姿は前世と変わらないのだが。因みにアカツキの容姿は普通に歩いているだけで老若男女問わず惚れる程(男は勘弁してほしい)である。何の呪いだと言いたいところでもある。今まではまだ子供だったからよかったのだが。
閑話休題。
この1年で王都のユウキ邸も完成していた。
そして、アカツキは王立レディアント学園に入学するために王都にむかっていた。傍らには同じく学園に入学するリリーもいた。
王立レディアント学園の入学試験は12月に行われる。現在は10月であるため2ヶ月後に試験を受けるということだ。
本来ならもう少し後でも良いのだがアカツキは王都であることをするために早めに向かう事にしていた。
王都へはもうすぐだ。アカツキは試験すらしていないにも関わらず、まだ見ぬ学園に思いをはせていた。




