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プロローグ04

「儀式?」

「はい。儀式です」


 継承には儀式が必要らしい。一体どんな儀式なのやら。


「どんな儀式だ?」

「これを身体に取り込むだけです」


 そう言って彼女は、光の玉のようなものを出した。


「それだけ?」

「はい♪取り込む前にこの玉に血を与え、『我、全ての存在を継承するもの』と、詠唱した後に心臓の上に当てるだけです」


 皆さんに問いたい、これは果たして儀式なのかと。俺には、儀式だと思えない。

 さて、さっさと儀式を終わらせるとするか。


「分かった、じゃあ始める」


 彼女から玉とナイフを受けとる。

 まずはナイフで、指を切って玉に血を与える。


「『我、全ての存在を継承するもの』」


 詠唱し、身体に取り込む。

 頭のなかに膨大なデータが流れ込んできた。

 記憶、能力等の記録されていたデータを、俺は頭の中で整理して、管理する。

 さすがにこの量のデータを処理すると、軽い頭痛がする。


「お疲れ様です」


 彼女が声をかけてくる。

 そして、


「次は、転生する世界について説明しますね」


 そうだった。転生については訊いたが肝心の世界については、訊いてなかった。


「ああ、頼む」

「はい♪貴方の転生する世界の名は〈アヴァロン〉です」

「アヴァロン?理想郷か?」

「いえ、名前が思い付かなかったから、付けただけで、そういう意味ではないです。ちなみに、地球の文学も参考にしてあるので、エルフなんかもいますよ♪」

「そうか」


 俺を含め一部の方には理想郷だと思うが、どうだろうか?


「つまり、〈アヴァロン〉は剣t…」

「剣と魔法の世界ってことか」

「うぅ、セリフとられた……」

「どうした?」

「……いえ、何でもないです。でも、簡単にいえばそうです」

「他に特徴はないのか?」

「あります。まず、大きいです。一番小さい大陸で地球のユーラシア大陸の3倍の大きさです。他には………」



 まとめると、剣と魔法の世界で、大きくて、いろんな種族がいて、ゲームみたいなレベル等のシステムがあるらしい。そして、まだ出来立ての世界らしい(それでも数えられないほど昔だったが)。


「魔法とかについて訊きたいんだけど」

「それについてはあっちで訊いて下さい」

「何でだよ。まぁ別にいいけど」


 そういえば、俺のステータスは、どうなっているんだろう。


「なあ、俺のステータスって分からないのか?」

「分かりますよ。私は」

「何で俺はわからないんだよ」

「ここでは私しかステータスを視れませんし、視せられません。まぁ、転生してからは、違いますが。貴方のステータス見ますか?」

「ああ、頼む」

「では」


 □□□□□□□

 アカツキ ユウキ


 Lv 1


 HP 10000000000/10000000000

 MP 10000000000/10000000000

 STR 99999+/99999+

 AGI 99999+/99999+

 VIT 99999+/99999+

 INT 99999+/99999+

 〈スキル〉

 剣術 Lv.15+

 剣技 Lv.15+

 刀術 Lv.15+

 体術 Lv.15+

 弓術 Lv 15+

 槍術 Lv 13

 暗器術 Lv.15+

 暗殺術 Lv.15+

 気配遮断 Lv.15+

 気配感知 Lv 15+

 魔力感知 Lv 15+

 魔力操作 Lv 15+

 モンスターテイム Lv 15+

 上位鑑定 Lv 15+

 上位隠蔽 Lv 15+

 上位魔道具作成 Lv 15+

 上位魔導具作成 Lv 15+

 上位武器作成 Lv 15+

 料理 Lv 15+

 魔鎧術 Lv 15+

 身体強化 Lv 15+

 鍛冶 Lv 15

 〈ユニークスキル〉

 限界突破

 結城流 Lv 15+

 真結城流 Lv 15+

 桜巳一刀流 Lv 15+

 我流暁 Lv 15+

 刀鍛冶 Lv 15+

 鉱物分離&融合

 金属分離&融合

 特殊作成

 〈魔法〉

 基本属性魔法適性:火風水土光闇雷氷

 火属性魔法

 風属性魔法

 水属性魔法

 土属性魔法

 光属性魔法

 闇属性魔法

 雷属性魔法

 氷属性魔法

 付与魔法

 治癒魔法

 回復魔法

 死霊魔法

 空間魔法

 神聖魔法

 暗黒魔法

 無属性魔法

 召喚魔法ーサモンー

 〈ユニーク魔法〉

 毒魔法

 錬金魔法

 再生魔法

 虚無魔法

 次元魔法

 時間魔法

 時空魔法

 重力魔法

 転移魔法

 概念魔法

 因果干渉魔法

 〈特殊〉

 真眼

 完全記憶

 完全把握

 構造解析

 構造理解

 平行思考

 平行処理

 上位化ーアップグレードー

 昇華

 神化

 〈耐性〉

 物理攻撃耐性 Lv 15+

 全魔法攻撃耐性 Lv 15+

 全精神攻撃無効化 Lv 15+

 全状態異常無効化 Lv 15+

 〈全派生〉

 HP自動超回復 Lv 15+

 MP自動超回復 Lv 15+

 攻撃力超上昇 Lv 15+

 攻撃力5倍化 Lv 15+

 移動速度超上昇 Lv 15+

 〈称号〉

 転生者、超越者、全てを視る者、真理に至る者、天才、天災、全てを司る者


 □□□□□□□


「バグった?」

「いえ、バグって無いわ。しかも、レベル1で限界突破してるって何よ」

「知らんわ!」


 どうやら、俺はおかしいらしい。


「まぁ、とにかく貴方のステータスは、こんな感じよ」

「何か、ヤバイな」

「自覚してるだけ、いいわ。他になにかあるかしら?」

「いや、なにもないな」

「そう、ならもう行く?」

「もう行けるなら、行かせてもらう」

「そう分かったわ。なら、そこで横になって」

「ああ」

「それと、転生する先は私の知り合いのところよ。それじゃ、サヨナラ」

「じゃあな」




「いってらっしゃい」

 そう聞こえ、俺の視界が光に埋め尽くされ、俺は意識を失った。





プロローグ終了です。

やっとアカツキのステータスを出せました。

主人公がバグってるのって良いですよね。自分的にはかなり好きです。

それと、主人公のアカツキについて補足説明します。アカツキの実家は〈結城流〉という武術を継承しているところです。〈結城流〉は門外不出であり、他の流派との交流は、同じく門外不出の剣術を継承している1家を除いてありません。また、〈真結城流〉は、アカツキが家にあった〈結城流〉の秘伝書を見て、再現したものを組み込んだものであり、同じ結城家でもアカツキしか使えません。

〈我流暁〉は、アカツキが今まで見て、再現し、会得した武術を合わせ、アカツキ自身が新しく造り出した型を持つものです。これは、実戦を視野に入れたもので、アカツキに合わせて作られているため、アカツキしか使えません。あと、アカツキがノリで某英雄譚の比翼の剣術を真似したところ出来たらしいので、それも組み込まれています。


設定の説明は、以上です。

これからも、よろしくお願いします。


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