第15話 大侵攻3
アカツキは今、辺境伯邸で辺境伯と国王、そして支部長と話し合いをしていた。
支部長「どうする?本気と言うことはかなりきついぞ」
辺境伯「ああ、多分高レートがガンガン出てくるだろうな」
国王「やっぱりSがアカツキ君しかいないのがきついだろうな」
アカツキ「他の支部からはどうですか?」
国王「使いを出しても無理だろうな」
辺境伯「アカツキ君、一人であれの相手は………?」
アカツキ「多分あれ以上の数は無理ですね(0.5%以上出さないと)」
国・辺・支「「「万策つきたぁぁぁぁ!!!」」」(某アニメ製作アニメの某監督風)
アカツキ「でも、最初に一人でやらせてもらえればできますよ」
国・辺・支「マジで!!?」
アカツキ「マジです。少し本気をだして邪魔が無ければできますよ」
国・辺・支「頼む!やってくれ!!」
アカツキ「わかりました」
◇◇◇◇◇
そして2時間が経ちアカツキは冒険者、兵士、騎士の前にいた。
「よく聞け、テメェら!!!!これから対大侵攻の作戦を発表する!!質問は後だ!まずはここにいる子供、見た目は子供だがこの街最強のランクS冒険者アカツキが広範囲殲滅魔法を放つ!そのあと突撃だ!そしてさっきの声、恐らく悪魔が出てきたらすぐにここへ引き返せ!奴の相手はアカツキがする!!!何か質問はあるか!!!」
「無いな!!それじゃあ配置につけ!!!!」
「「「「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」」」」
◇◇◇◇◇
そして時間になり、タルカ東門前、そこではタルカ軍(冒険者含む)5万、モンスター8万が向かい合っていた。
モンスター側から、2人いや2体の悪魔が出てきた。
『ニンゲンドモヨカトウセイブツタルキサマラニイチドダケコウゲキノチャンスをヤル。ソシテゼツボウをシレ』
「支部長、あの悪魔」
「ああ、侯爵級と子爵級だ」
支部長とその横にいた副支部長は悪魔の格がわかったようだった。アカツキはそんな二人に声をかけた。
「支部長、もうやってイイですか?」
「……………頼む」
「わかりました」
アカツキは魔法を使うべく前に出た。
『キサマガワレワレニコウゲキスルノカ』
アカツキは悪魔の言葉を無視し魔法を放った。
「《死の黙示録―デスアポカリプス―:目標SS+レートまでの俺へ敵対生物》」
その瞬間、モンスターの命が消えた。




