胡蝶、究極体になる
立ち上がったちがやには今までにないほど力ではふれている
羽も出ており月光蝶には慣れないが負ける気がしない
記憶を知り、間違いを知りようやくちがやは究極体へと変化していた
世界を包み込まなくとも全能感に包まれる
だが、力に溺れてはいけない
だから力を抑え込み一旦冷静さを取り戻す
「ちがや・・・大丈夫?」
「あぁ、もう平気や!リリス、お前のおかげで肉体の記憶みれたわ!おおきにな!」
「ふふ、それなら良かったです」
「さて、異端審問官やったか?よーしらんけど,この落とし前はしっかりつけさせたるからな!」
「くくく・・・私一人始末しようと計画は止まらない・・・」
「始末?そんなことせーへんよ。うちは教皇に引き渡して法に則った裁きを下してもらうだけや。」
「はははは!何をふざけたことを!それなら教皇もこの力で・・・あれ?あれ?」
「反魂の力はもう使えませんよ。私の聖女の力で消し去りました」
「なっ!?馬鹿な!?」
「その前に帝国から見放されんとええなぁ~?帝国の暗部はん」
「っ!!?」
「まぁ、ええわ。夢境に放り込んでさっさと撤収しよか。子供も帰してあげな。」
「そうね、行きましょうか」
「うん!」
「リリス、いこか」
「はい!」
「ジェイソン達もいくでー!」
「あぁ」
「ワン!」
「シスター!!」
「なんとお礼を言えばいいか・・・本当にありがとうございました!」
「いや・・・他の子はだめやったから・・・あ、でも一応亡骸は連れてきたからあとでともらってやってや」
「お心遣い感謝します」
「お姉ちゃん」
「ん?」
「ありがとう!」
「おう!元気でな!」
「うん!」
「今日は色々ありすぎたわ・・・」
「ふふふ、お疲れ様。ジェイソンはもう大丈夫なの?」
「あぁ、問題ない。」
「あの時はヒヤッとしたで・・・まさか結界を貫くとはな」
「反魂の力は神の力ととても相性が悪いのです。だから結界の効果も効かずすり抜けてしまったのですね。」
「属性相性っちゅーやつか!厄介やな・・・」
「私の聖女の力は反魂の力を浄化できるので問題ありません。でも魔石を使っていたということは量産体制が整ってる可能性もあります。お気を付けください」
「ふふ、ほんま賢い妹やわ!わはは!」
「あ、もしかして・・・」
「なんや異母姉妹らしいな。通りでリリスが可愛くて仕方ないわけやわ。」
「お姉ちゃんってこれからも呼んでいいですか?」
「もちろんや!リリスはうちの妹なんやから!」
「お姉ちゃん!」
「むう」
「お、うちのお姉ちゃんがヤキモチやいてるわ!心配せんでもルナのことも忘れてへんで!」
「むぅー!」
「ルナお姉ちゃんですね」
「っ!?」
「長女や!ちなみにジェイソンはとーちゃんや!」
「家族なのですね」
「せや!うちの自慢の家族やねん!」
「・・・」
「あ、教皇もうちの親なんやっけ?隠し子ってミラの記憶でいっとったで」
「はい・・・ですがお父様が認めるか・・・」
「それは本人に聞けばええんちゃう?まぁ、ミラ的にはどっちでもええみたいやけどな」
「そうなのですか?」
「母親からは愛されてたみたいやったからな・・・そこまでこだわりはないみたいや」
「ミラお姉ちゃん・・・」
「まぁ、細かいことはあとでえーやん!今日はもうねよー!」
「そーですね!お姉ちゃん!」
「私も一緒にねるー!」




