胡蝶、王都観光を楽しむ
姫にバレて一悶着あったあとちがやはそういえば王都にきてから忙しくて観光のひとつもしていなかったことに気付く。
「服見に行きましょう!服!」
「夏服も買わんとあかんしな・・・村で使った食材とか色々補給せんとやし」
「夏服か・・・」
「ジェイソンまで服が気になるんか?」
「俺は新しいシャツだけあればいい。それよりお前達、好きな服を買ってやろう」
「え!?どうしたんやジェイソン!金ならウチらあるで!?」
「プレゼントだ。たまには払わせてくれ」
「まぁ、ジェイソンがそういうなら・・・しゃーないなー!もー!」バシバシ
「私の服はいいからちがやの服買ってもいい!?」
「だめだ・・・ルナはルナで買え」
「そんなぁ!?」
「まぁ、プレゼントなんやしウチの服買ったら意味無いもんな~」
「うむ」
「でもプレゼントかぁ~!何にしようかな~!」
「ルナ、これ2人で買わへん?」
「ヘアピン?可愛いからいいけど」
「ウチがこれ買うからルナはこれ買ってやそして交換するねん」
「あ!ふふ、そういうことね!いいわよ!」
「おばちゃん、これとこれちょーだい!」
「はいよ!」
「おーきにー!」
「ルナはお月さんのヘアピンや」
「ちがやは蝶のヘアピン!ふふ」
「大切にするからな!ルナ!」
「うん!私も!」
「ふふ」
「きゃー!やっぱりちがや夏服似合うわー!可愛い!」
「ふふん!せやろせやろ!もっと褒めて!」
「うむ」
「ボーイッシュ系も可愛いー!あ、カジュアルも似合う!」
「ふふん!ええ気分や!もっと褒めてもっと褒めて!」
「店主!全部買わせてもらう!」
「ジェイソン!!?一着でええやろ一着で!あとルナは!?」
「私はもう選んだから・・・」
「買いすぎやろ!?だからうちも何着も買うんか!?」
「そういうわけではない。単に似合うから買いたい」
「全くジェイソンはもー!しゃーないなー!」
「お父さんありがとー!」
「しゃーないな・・・とーちゃんおおきに」
「あぁ・・・」
「一杯お金つこーてもーたなー残金大丈夫やろか~?」
「何してるの?」
「貯金いくら残ってか思ってな 数えとんねん」
「そういえば無限マジックバック作ってから通帳も使わなくなったもんね」
「そうなんよな。一杯入るから便利なんやけどいくら入ってるかわかりにくいのが欠点や かといっていちいちぎんこーいくのもめんどーなんよな」
「ていうかちがや・・・そんなに溜まってたの?私も結構溜まったけどちがやそれ・・・」
「ん?まぁ、定期的に商業ギルドに卸してるしこんなもんやろ?まだ3分の1やで」
「いやもう通帳作り直そうよ!!!手持ちでこんなに持ってたら逆に怖いよ!!」
「うーむ・・・数えるのめんどーやしなー!しゃーないかー!」
「あばばば・・・うち金稼ぎすぎ!」
「うんまぁそうなるよね・・・ちがやあんまり使わないから余計に」
「城5個買える言われたわ」
「そんなに要らないでしょ・・・本当に溜まる一方ね」
「ポカポカ君も塩も胡椒なんかも商業ギルドならどこでも売れるから流通を止めたくなくてな・・・」
「それならもう売り物一括で商業ギルドに預けて売上は通帳に直接入れてもらえば?商業ギルドなら代理で売ってくれるしちがやの労力も減るよ」
「えーの!そりゃあ日本ではそれが当たり前やったけどこっちでもやってくれんの!?」
「商業ギルド・・・いこっか」
「せ、せやな・・・」
「結局城10個買えるようになってもうた!!」
「いや使うことを覚えなさい!」




