ジェイソンの噂
「そういえば冒険者ギルドに依頼があるっちゅーてたけどうちらがうけよか?」
「いいんですの!?ちなみに冒険者ランクは」
「ウチは駆け出しや!ぶっちゃけ弱い!クソザコや!ふふん」
「なぜそんなに偉そうにできるんですの・・・逆に尊敬しますわ」
「ちがやは駆け出しですけどジェイソンがいますので・・・私は一応Aランクです」
「ルナはともかくジェイソンさん?どこかで聞いてことあるようなないような」
「・・・」
「あぁあぁあ!!!最上位ランクの最強冒険者ジェイソン様でしたの!?通りで聞いたことあるはずですわ!」
「ジェイソンそんなに有名なん?まぁ、SSSランクやもんな」
「それはもう!ある時はドラゴンを狩り!」
「「ん?」」
「ある時は盗賊を皆殺しにし!!」
「「ん????」」
「ある時は畑を開墾したと噂ですわ!」
「最後だけ地味やな!?ちゅーかそれちょーさいきんやん!なんならうちらもおったわ!」
「あら、そうですの?」
「新鮮な噂が補充されてそっちが蔓延しているのでしょうね・・・まぁ、概ね事実ですけど」
「やはり!」
「まて、ドラゴンはちがやの手柄だ。」
「え!?そうなんですの!?」
「うーんでもジェイソンがトドメさしたやん?」
「どっちですの!?」
「本体はちがやが倒したけど魂を握りつぶしたのがジェイソンといいますか」
「どっちも凄いですわ!?なんですの魂を握りつぶすって!?意味がわかりませんわ!」
「それはうちもそーおもうでー!ジェイソンはアホみたいに強いからなー!」
「さすがSSSランクですわ!」
「ふむ、俺が依頼を受けているから俺の手柄になっているようだな。」
「それでジェイソンが目立っとんやな!なるほどやでー!」
「いや、目立ってどうするの!いいんだけど!」
「「うっ・・・」」
「本当に不便ですわね・・・ぶっちゃけあなた達見た目だけで目立ってますわよ」
「「「へ?」」」
「ジェイソンはわかるでー!ルナも可愛ええもんな!公爵令嬢やし!」
「あなたもですわ!ちがやちゃん!現実を見なさい!」
「うぐっ」
「インパクトでいえば確かにジェイソン様ですけど2人は性格も対照的で顔もいい、なんなら仲もいいから人目を引きまくってますわ!ぶっちゃけ隠れる気ある?って思いますわよ!」
「「ガーン!」」
「帝国も既に気付いているんでしょうね・・・あなた達これからも気を付けるのよ」
「すまん・・・」
「ごめんなさい・・・」
「でもまぁ・・・目立っているから手を出せないと考えることもできますわ。あなた達のことも皆見てるから隙をつくこともできない。そう考えた方が前向きじゃなくって?」
「おぉ!うちそっちの方が好きやわ!あとなんか傲慢っぽい話し方似合うわー!」
「ふふん!そうでしょう!って!誰が傲慢ですの!?」
「ふふ」
「何自分は部外者ですよみたいな顔してますの!?あなただって貴族令嬢でしょ?ということは私の仲間ですわ! 」
「え!?それはそうですけど!?」
「ルナとアリアって面識あったんよな?子供の頃は仲良かったんか?」
「そうですわ!一緒に遊んだこともありますのよ!なのに・・・なのに・・・!しばらく見ないうちに大人になって他人行儀になってますのよ!私寂しいですわ!」
「姫様・・・」
「それですわ!昔はアリアってよんでくれたのに!」
「何年前の話ですか!?子供だから許されてただけですよ!?」
「ちがやさん!友達とは時が経つと破棄されますの!?」
「ん?まー疎遠になることはあるけど2人ともなかえーし友達のままちゃう?知らんけど」
「ほら!」
「わかりましたわかりましたから・・・公式の場では呼べませんからね・・・アリア」
「これですわ!これですわ!やっぱりルナは素直じゃなくて可愛いですわ!それでいいですわ!」
「デレ多めのツンデレって言うんやで!アリア!」
「そうですの!?」
「変なこと教えないでちがや!?ていうかツンデレってなに!?」
「無自覚だったのですね・・・ルナ」
「え?なんでアリアは分かっているんですか!?なんで!?」
「まぁええやん。これでうちらは友達や!」
「嬉しいですわ!嬉しいですわ!」
「そういえば本題は!?依頼はどうなったの!?」
「あ、忘れてましたわ」
「うちよりお転婆かもしれへんわアリア・・・」




