公爵家婦人は楽しい
家に娘が帰ってきた
それはとても嬉しい事であるのは確かだ
だけど、連れてきた人達が個性的だった
活発明るい何やら変わった話し方をする黒髪の女の子
その女の子に付き従う子犬
そしてそれを守る2mはあるであろう仮面を付けた大男
何この組み合わせ?
矢印がなんか黒髪の女の子に向いてない?
と一瞬で察した
ちがやという少女は確かに可愛い
これは子犬と大男が守りたくなるのも頷ける
ギャップがあってとても楽しい
ルナもルナでちがやと接する時ニコニコしている
幸せだ 何この空間 チュキ
屋敷の使用人もこの素晴らしさに気付いてしまったようだ
この屋敷が笑顔で溢れている
娘は可愛い
それは考えるまでもない事だ
だが、組み合わせ次第でこんなにも違うことを婦人は知らなかった
息子はルナのことを可愛がっているが私は全部好き
あ、でも小柄なちがやが大男のジェイソンに遠慮ないところも可愛い
ジェイソンもジェイソンで完全に受け入れている
優しい
ルナも屋敷にいた時より甘えている
凄く目の保養である
使用人と推し論争にもなった
私はどれでも楽しめるのだがルナ×ちがやしか認めんとかいうふざけたやつがいた
ムカついたからジェイソンのよさも伝えておいた
使用人は確かにと納得してくれた
ヤバい 楽しい
使用人との仲も今までより近くなった気がする
嬉しい
夫は夫でジェイソンと仲良くなっていた
あ、これもいける
メイドとどっちがウケか論争になった
これはどちらも捨て難い
私は残さず食べたい派なのだ
楽しい 楽しい 凄く楽しい
そして最近、ルナとちがやが花束をくれた
ちがや曰く親に感謝を示すためという
よくわからないけど泣いた
夫も貰って号泣していた
わかる わかるよ
2人が満面の笑みで花束を差し出してくる姿が可愛すぎるのだ
これは泣く
ジェイソンは自分にはないのかと戸惑っている
その後しっかり貰えて天に顔を上げ目頭を抑えていた
面白い
可愛い 可愛い 笑顔で溢れている 幸せ チュキ
春なんてこなくていいのに




