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胡蝶はやらかす

ちがやは屋敷生活を謳歌していた

ただでさえこの屋敷は歩いているだけでも色々な発見があって楽しい

だからその日もテクテクと屋敷の中を探索していた

ただそれだけだったのだ

庭でヨヨヨと悲しそうに泣いているイケメンがいる

ルナの兄だ

顔はいいし仕事もできるイメージだった

まぁ、別に惚れないけど

そのイケメン兄が何やら悩んでいる

気になって近付いてみると「ルナ」とよく知る名前が聞こえてくる

あぁ、これはあれやな 妹がツンツンして寂しいお兄ちゃんってパターンやな

と察したちがやはポンポンと肩を叩きウチはわかってるでと言わんばかりに励ました

だが、そのイケメン兄は何やらウジウジしている

適当に慰めていたらなんかイライラしてきた

深い意味なんてないのにウジウジウジウジウジウジ

ちがやは短気だった

大阪の血がそうさせるのだろう

ちがやはイケメン兄の背中をバシーンと叩き心のままにブチ切れたら何やらわかったと言わんばかりにいい顔をしてルナがいる部屋に走っていった

「やってもうた・・・」

思った時には既に遅く、ルナの部屋から悲鳴が聞こえる

ヤバい、ルナに怒られる

そう思ってそそくさと逃げようと思った

だがそこには、ホラー映画ばりに怖い怖い笑顔で立っているルナがいた

「はは・・・ルナ、ジェイソンみたいな現れ方するようになったやん・・・これはもう家族っちゅーことやな」

と話を逸らそうとするもルナの激おこからは逃げられないのであった

「ちがやー!!もー!」

まぁ、可愛い激おこだしええか

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